2010年9月22日掲載

みなさんこんにちは。
9月21日、大阪地検は村木厚子元厚労省局長に対する控訴を断念し、村木さんの無罪が確定しました。これまでいわれなき嫌疑をかけられながらも、屈することなく凛として無実を叫び続けた村木さんとそれを支え続けたご家族・関係者の皆さまに心から敬意を表します。
同日、大阪地検は証拠物として押収したフロッピーディスクのデータを改ざんした証拠隠滅の容疑で前田恒彦主任検事を逮捕しました。自らの作りだしたストーリーにあてはめるため、証拠を改ざんし、村木さんを有罪に陥れようとしていた事が疑われるわけで、法治国家の根幹を揺るがす由々しき事態です。

今回の事件も、取調べの全面可視化が実現していれば避けられた可能性が高く、諸外国で導入されている可視化の仕組みを早急に日本に導入すべきです。

「民主党 取調べの全面可視化を実現する議員連盟」のメンバーとともに、今回の事件の検察内部の検証チームについての申し入れ書を柳田法務大臣に他のメンバーとともに手渡しました。申し入れ書は検証にあたって、極力公開性を保障すること、検証チームに第三者委員を構成員に加えるなど、公平性を担保したうえで、公開性に留意することを求めています。
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