こんばんは

 

わが子の将来「こんな生き方をしてほしい」

みたいな願いは、勝手に親が持ってしまうと

親子共に幸せではなくなってしまう気がしますが、

 

「こういう生き方もあるんだよ、素敵だね」

と、娘がある程度理解できそうになったら

教えてあげたい女性の一人が郡司芽久さんです。

 

郡司さんの著書「キリン解剖記」を知ったきっかけは

本好きの友人が「とにかく面白かった!」と

Instagramに載せていたのを見たこと。

 

私は他の多くの人々と同様、

キリンに大した思い入れもありませんが(笑)

読んでいくうちに郡司さんのわくわくが伝染して

とてつもなく楽しいテーマだなと

感じ始めたもんだから不思議です(笑)

 

好きで好きで仕方がない、

知りたくて仕方がない

あふれ出る興味が動機の学びって

本当に正しいというか、あるべき姿というか。

 

そんな彼女がキリンに向き合う姿勢から

学ぶことも多くって、

巷の子育て本を見るよりも

心に響くものあるんです。

 

特に、著書の中でも以下の部分は

私が今後子供の教育に悩んだら

必ず立ち戻りたい言葉です。

 

知識は生活を豊かにし、目にとまるものに価値を与え、新たな気づきを生み、日常生活を輝かせてくれる。私は、母の姿を通じて、知識を身につけることの楽しさと素晴らしさを学んできたような気がする。そして、誰かに強いられて知識を詰め込む「勉強」と、自らの喜びとして主体的に知識を得る「学問」の違いに気がついたのだと思う。

郡司芽久『キリン解剖記』ナツメ社、202頁