娘の通う幼稚園は

1学年マックス10名定員と少人数構成の

モンテッソーリ教育を導入した

「こどもの家」です。

 

オールタナティブ教育に関心のある、

教育熱心な親御さんの多い園の為優秀な子が多く

(優秀って何だろう…と自分で書いといて

心で突っ込んじゃう気持ちもありますが、一旦置いといて)

 

発達障害グレーな娘にとっては

呑み込みが早い子供たちに囲まれる辛さが

多少あるのではないかという点は

夫婦で心配しております。

 

 

 

そもそも

私達が今の園に娘を入れた理由ですが

幼児期の教育は人生で最も大事だと思っており、

その時期の子供の様子を

丁寧にみてくださる先生がいるかどうか

(先生1:大勢の生徒、ではない環境)

(※グレーで心配な点も多かったこともあり)

 

そして、

個々の子供の興味関心に寄り添いながら

自律心を育むための教育が受けられるか、

プラス、

その園に通っている子供たちの表情が明るい

 

このあたりを重要視していました。

今通っている園は

十分に満たしていると感じましたので、

入園させてもらうことにしました。

 

お受験で勝ち上がれるような

頭脳をそこで育てて欲しいなんてことは

全く意識してません。

(私は受験準備超反対派です)

 

 

が、昨今関心が高まりつつある

「オールタナティブ教育」を受験対策として捉え

園と並行して塾に通わせる親御さんも

結構いらっしゃることを暫くして知りました。

驚き。

 

園長先生ははっきりと「受験反対」派

であると入園前にきちんと

親御さんに伝えているにも関わらず

やはり丁寧な指導に魅力を感じ、

そのあたりを曖昧にして入園させるようです。

 

そうすると一番困るのは子供です。

 

モンテッソーリ教育は、

子供自身が主体となって

使用する中で自然と学びを得られる仕組みの

独自教具をつかった活動(お仕事と呼ばれる)を

メインとしています。
 

子供たちは

教室で沢山用意されている教具の中から

(種類は豊富だが各種1つずつしか用意しないのもルール。

順番を待つ、譲り合う心を育てる為)

その日に取り組みたいものを自分で選びます。

 

活動時間中の子供の集中力のすごい事

自分でやりたいお仕事を選ぶので、

ちゃんと向き合いますし、やり遂げます。

 

娘はもともと過集中タイプなので、

存分にのめり込むことが許されている環境は

彼女には向いていると思っています。

 

学びたいと思うものに

丁寧に集中して向き合う姿は

「学び」の本来あるべき姿そのものだと

私には思えます。

 

ですが、

受験対策に塾に通わせ始めると

子供は「集中してのめり込む」ことを

意識的にしなくなるそうです。

 

受験では、兎に角

・早く

・効率的に

正解を導き出す、

それっぽく見えるものを作る・書く事が

求められる訳ですから

 

一つ一つの課題に

馬鹿みたいに時間をかけてられないよ、って

事だそうです。

 

続く。

 

 

ゴリゴリの受験をさせようとしている親が

モンテッソーリ教育環境に子供を置くこと自体

矛盾しているんです。