皆さんこんにちは。
アイグレー・セラピストアカデミー
学院長の見谷です。
今日は、私が活動に参加している
ケアコミュニティー 主催の
第2回目の勉強会でした。
今回、講師としてお招きしたのは
助産師歴32年と言う大ベテランの
山本 恵美子先生です。
先生は現在
門真市内の飯藤産婦人科に
お勤めですが
産後のケアに現場でアロマセラピーを
導入していらっしゃいます。
今日のお話の中で
最も興味深かったのは
おっぱいの出をよくするために
出産直後から行われる
アロマトリートメントの結果報告です。
初産婦、経産婦とも
実施して2~3日目に
割合にするとなんと
60%もの方に母乳の分泌上昇
がみられたそうです。
素晴らしいことですね![]()
先生が勤務されている病院では
現在、看護師の方が看護業務の中で
有償でトリートメントを実践されているとのことでした。
前半は妊娠中から産後までの母体の変化
についてのお話でした。
さすが、現場の助産師さんだけあり
初めて聞くお話もあって大変参考になりました。
自分が妊娠中に知っておきたかったな。
また、先生は東洋医学の理論を
アロマトリートメントに採り入れておられ
産後のケアに有効な経絡・経穴も
デモンストレーションの中で
お披露目いただきました。
お母さんが赤ちゃんに
おっぱいを飲ませる時間は
お母さんと赤ちゃんの絆を深く強くします。
その力の偉大さを多くのお母さんに
体験して欲しい!
だからいっぱいオッパイだしてね![]()
そんな真摯で熱い想いがこもったトリートメントでした。
そして、特別にお灸体験もあり
先生曰く、お灸とアロマトリートメントの
組み合わせは最高![]()
だそうです。
その他、先生ご自身の出産の実体験のお話など
かなりブラックな本音トークもありましたが
そのような経験をさえながらも
まるで他人事のように客観的に
淡々とかつユーモアたっぷりにお話をされる
山本先生に職業人としての強さを感じました。
もしも出産の時に山本先生が助産師だったら
私の出産体験ももっと
ドラマチックなものになっていたかも
知れません。
私たちアロマセラピストにもできること
きっとあるに違いない。
でも「何ができるのか」を
理解するためにも
妊娠・分娩・出産・産褥に対する
基礎的な知識を持つ必要性を
改めて感じた1日でした。
またお時間をいただいて
さらに詳しいお話を山本先生に
お願いしたいと思います。
山本先生、お忙しい中
本当に有り難うございました![]()

