こんばんは、富岡教室新米講師です。
第三回愛知全県模試の結果が出たので、このタイトルにしました。
模試というのは、自分の今の学力がどの程度かを判断する材料になります。
その時々の問題との相性・体調、内心点の考慮などもあるので、
この結果が全てとはいいませんが、だいたい予想がつく結果が出ます。
そして、全県模試は各校の定期テストと比べれば簡単ですし、
ほぼ当日の入試と変わらない形式をとっていますので、
そこで出た志望校判定は、ほぼ正確といっていいでしょう。
さて、中一・中二についてはこの結果を渡すとき、ある程度未来に
希望を持てるような声掛けをしています。なぜなら、この段階で志望校の
合格率を見て自分の実力を決めつけるようなことをしてほしくないからです。
しかし、この時期の中三生には厳しい言葉をかけなくてはなりません。
現実を受け止めなければいけません。
入試まで残り約4か月となった今、合格率10%台の学校に挑戦するのは
かなり危険だからです。
三年生には4月の時点で、自分のレベルより高い高校を目指すのであれば、
挑戦できるのは秋までと伝えてありました。
そこまでに自分でできる最大限の努力をしてほしいと伝え、
私たちも情報収集からより個別性の高い指導をすることまで全力を尽くしました。
その結果、この時期に合格率10%台であるなら、それはもう自分の実力は
その学校に見合っていないか、努力不足であったと認めるしかありません。
そして、私の努力・実力不足だったことも反省しています。
現在、塾長と保護者の方との面談を行っていただき、
最終的な志望校とそこに合格するための対策について話していただいています。
残り四か月でやれることをすべてやるために、こちらもミーティングを重ねたいと
思います。
毎年この時期に思うことがあります。
それは、志望校をぼんやりとでも早めに決めている子は、
学力も伸びるし第一志望に合格しやすいということです。
以前、どれかの記事でも触れた気がしますが、目標があればそこに向けて
やるべきことがはっきりするので、やる気も出ますし
計画的に学習を進めることができます。
逆に1・2年生の間にまったく進路について考えていないと、
3年生になったとき何から始めていいかわからなかったり、
やりたいことや志望校が突然決まったとしても、勉強量が足りずに学力が
全然追いついていなかったりします。
すると、やる気はなくなるし、ある程度進路を決めていた子に
遅れをとってしまいます。
その場が楽しければいいと思いがちな中学生にとって、
目標があり、そこに向けて努力できるというのはかなり強みになるのです。
勉強を教えるだけでなく、
その子にとって最善の将来のキャリア設計、進路選択を手厚くサポートをするまでが
塾の使命なのではないかと考えています。
これについては、私自身まだまだ経験も実力も不足していますので、
塾長や先輩講師の先生方に助けていただきながら、力を伸ばしていきます。
自分の力を正確に見極めて、ステップアップしていくのは生徒も講師も
同じなようです。
富岡教室新米講師♪