令和6(2024)年3月20日
長年かかった安威川ダムがついに完成し、記念式典が行われた
午前中は吉村知事などが出席しての式典
しかし警備の都合で地元からの出席者は自治会長などに限られていた
そのため、他の地元住民は近くの事務所でモニターで鑑賞した
始まるのを待つ...
オープニング映像では安威川ダムが計画されてから完成までの記録が流された↓
昭和42(1967)年の北摂豪雨をきっかけに、安威川ダムは始まりました
私の母は当時、高槻市に住む小学生でしたが、膝まで水につかったと聞かされました
「この地域」とは生保(しょうぼ)をはじめとする茨木市北部のこと
初め、地元は「ダム反対」で看板も道路に掲げていました
この付替道路(桑原大橋)の開通のブログあります
付替え道路(府道46号線)の開通【平成22(2010)年】9月 | 安威川ダム-地元の記録 (ameblo.jp)
起工式:ブログあります
安威川ダム起工式【平成26(2014)年】11月 | 安威川ダム-地元の記録 (ameblo.jp)
転流開始:事前の地元見学会のブログ
転流工見学【平成27(2015)年】7月 | 安威川ダム-地元の記録 (ameblo.jp)
堤体の盛り立て:地元見学会のブログ
ダム堤体見学(盛り上げ開始)【令和2(2020)年】11月 | 安威川ダム-地元の記録 (ameblo.jp)
試験湛水前、最後の現地見学
ダム現場(旧生保)見学【令和4(2022)年】3月 | 安威川ダム-地元の記録 (ameblo.jp)
数日、大雨が続き、満水位になりました(普段は見られない状態です)
安威川ダム建設のきっかけとなった、
昭和42(1967)年の北摂豪雨から令和6(2024)年の完成まで、
56年の歳月が経ちました
祖父の代から私まで、親子三代にわたります
地元住民にとって、安威川ダムの進捗と将来は常に生活とともにあるものでした
式典では吉村知事から、安威川ダムが水害のリスクに対して果たす役割は大きい、
など話がありました
また地元代表のあいさつでは、生保には数百年の歴史があることなどが話されました
午後、地元住民向けの完成式典へ
ここでは茨木市長が出席
式典の後、4月にオープンする「ダムパークいばきた」の「生保半島さくら広場」へ
フェンスの向こうには日本最長の吊り橋を建設中
このときの、私含め生保の人々が茨木市の広報誌に載りました(令和6年5月号)
安威川ダムは下流域9万戸の人々の生命と財産を守るため、
地元住民が先祖代々の土地を提供するという
苦渋の決断の下に建設されました
ここに先祖代々の、人の暮らしがあったことを世の中に伝えることが、
このブログの最大の目的です
安威川ダムは完成をみましたが、周辺施設の整備はまだ続いています
今後も更新していきますので、よろしくお願いします