本試験リアル振り返り☆ | 行政書士相賀真理子の日々あれこれ♪

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アガルート行政書士試験講師・不動産専門行政書士・離婚カウンセラー/夫婦問題カウンセラー・フリーアナウンサーの相賀真理子です。遊びに来てくださってありがとうございます♪日々ののらりくらりをぼちぼち綴っております^^

こんばんは^^
 
相賀真理子です。
 
 
 
先日、本試験分析会の後、やらせていただいたイベント
「本試験振り返り会」でお渡ししたシートを、
受講生さんが早速埋めてくれました☆
 
すぐ取り組んでくれて、うれしいです!
 
 
ご参加いただいた方は、振り返りシート、使ってみましたか?
 
 
ご参加いただけなかった皆さんも、ご自分でしっかり振り返っていますか?^^
 
 
 
ではここで、
 
このリアル振り返りシートを、皆さんにも少しシェアさせていただきますね。
 
(・・・Hさん、いいですよね?w)
 
 
こういうのを一緒に振り返ることが、皆さんにとっても、すごく勉強になると思います!!
 
貴重なリアルシートなので、ありがたく見せていただきましょう^^
 
 
ちょっと鉛筆が薄いけど・・・拡大してみてくださいね。
 

「分析」と書いてある所には、以下のようなルールで自分なりに一肢一肢振り返っていただきました。
 
※分析マーク※                
◎:これは間違いなく〇だな、と確信が持てた。          
〇:70%は〇だと思う。うん、ほぼおそらく〇だな、っていう感じ。      
●:現場思考。(で、正解が出せた)(現場で考えて不正解なら×の欄へ)    
▲:曖昧。記憶しなきゃいけないところであった。が、きちんとできていなかった。  
△:分かっていたはずが、急に頭がこんがらがって、おかしな答えになってしまった。(勘違いも)
□:完全な勘。(見たこと聞いたことはあったけど。ほぼ分からないから。)    
×:不知。(全く知らない)              
 
 
 
で、Hさんの問20を見てみると・・・
 
 
きちんと振り返れているかな?
 
 
1(=ア)は、消去法で、現場で考えて、正解できたようですね。
   
    →できれば、これから、どうしたら自信をもって正解できるかも、具体的に検討してほしいですね。
 
2(=イ)は、△だから、問題をじっくり読まずに、こんがらがって、間違えてしまったようですね。
で、→基本書P.49と書いてあるのは、合格基本書の49ページにここの事が載っていた、ということですね。
  
    →じゃあ、今度はどうしたら正解できるか。
      まず、「問題をじっくり読む」これを意識するってことですね。
      Hさんはたまにちゃちゃっと読む癖があるように見受けられます。
     ※ここが大事! 自分の特性(=弱点)を可視化することがここでの目標!!
 
      ☆問題をじっくり読んだうえで、正解を導き出せるための策まで、練りましょう。
      
      ☆ただ、こんがらがったからの、うっかりだけだったのか?
 
      ☆こんがらがったのは、そもそも知識がちょっと曖昧だったから、頭の中のフラグがきっちり立たなかったせいなのか?もしそうなら、テキストのインプット(読み込み)が足りないってことになりますね。
 
 
3(=ウ)も、同じように、じっくり読まないケアレスミスをしていますね。△がまたあった。 これもなぜなのか?までね。
 
 
4、5(=エ・オ)は、類似問題を覚えていたからしっかり正解!
 
 
つまり、分析をずらーっとみてみると、自分の特性が見えてくると思います。
 
 
△が多い人は、問題をちゃんと読むことが苦手。(→だからそういう自分を意識して克服することが第一ミッション)
 
▲が多い人は、うろ覚えばかりしていて、きっちり暗記できていない。(→こういう勉強を繰り返しても結果は出づらいから、自分の勉強の姿勢の甘さをきっちり認識することが第一ミッション)
 
×が多い人は、基本的な知識のインプット不足。(→基礎から順番に頭に入れていくよう意識することが第一ミッション)
 
・・・のようにですね。
 
 
 
どうですか?
ご自分の振り返りと比べてみて。
 
 
まだ生クラスを今も開講していて
 
週一度お会いできる環境であれば
 
私はHさんに「もう一度、よく、全部を具体的に検討しなおしてきてね」
 
とやり直し~にします^^
 
 
でもね、これが決して悪いのではなく
 
「振り返りの第一段階がクリア」ってことです。
 
 
この後、より深く考える第二段階に突入してもらいたいんだ。
 
 
もっともっと具体的に。
 
どうしたら今度受ける試験で、しっかり点数がとれるのか?
その勉強方法がクリアに見えてくるように。
 
 
 
 
 
 
Hさんの振り返りの感想にこんなことがありました。
 
 
(合格基本書とは、LECから出ている本です)
 
(ターゲットコースは、この合格基本書1冊と、
毎回私からのプレゼント(=確認テスト)と、
答練・模試で構成されていました)
 
 
 
 
 
 
 

間違えた肢を合格基本書で振り返ったのですが、

びっくりするくらい基本書に載っているんですよ。

しかも、しっかりマーカーを引いていたりして…

具体的に11問20肢間違えていたのですが、

そのうち9肢が基本書に載っていて、

それがわかっていれば8問プラスで正解でした。

 

ちなみに、記述問題44も、確認テスト行政法第8回296&300にばっちり載っていました。

(記述問45は確認テスト民法1回目11。記述問46は民法8回目328に。)

 

と言うことで、180点ターゲットコースを完璧に習得していたら、

180点どころか264点という結果でした。

 
 
 
 
 
 
 
 
これなんです、これ。
 
これに気づいていただきたいんです。
 
ターゲットコースがはじまるときも、
 
合格基本書1冊で足りるんですか?というご質問が多数ありました。
 
 
でも、Hさんもわかりましたよね?
合格基本書にどれだけたくさん本試験で問われたことが載っていたか。
そして、自分でマーカーまでひいて、講義でも扱っていたんですよね。
 
つまり
どれだけ、「基本」が大事か、、ということなんですよね。
 
 
もちろん、老婆心で、毎回確認テストもつけさせていただいて
そこからほぼ、記述も出題されてくれたという奇跡があったようですがw
 
いや、奇跡なんかじゃないんですよ。
私がお渡ししていた確認テストは、Aランクのものばかりだったんですよ。
 
 
インプットとアウトプットは車の両輪。
だからこそ、講義の後には、きっちりその分野のAランク知識を一問一答形式でアウトプットしてもらいたい。
この一心で、作っておりました。
 
 
そして、その確認テストをばーーっとやり直したら、Aランクを短時間で1周できることになりますしね♪
上手に使ってもらえていたのかなと思います。
 
 
 
Hさんは、
 
180点ターゲットコースの対象となっている問題については、徹底的にやり、

ウォーク問、科目別答練、確認テスト、4回の模試は、
同じ問題が出れば全て回答出来る、という精神状態で試験に臨んだそうです。
 
 
色々な本に浮気したくなる気持ちを抑え
あまり広げず、基礎を固めてくださったことが、いい結果に結びついたんだと思います。
 

 
 
Hさん、本当に本当にありがとうございました!
 
このように、皆さんにリアル振り返りを開示できて、よかったです!
 
 
 
 
ぜひ皆さんも、お時間作って、トライアンドエラーしてみてくださいね。