土曜は、朝4時半に起きて遠征にでかけました。

ローカル大会ですが大会は大会です。

相手チームにはまだ3年生が残っています。息子のチームは1年2年しかいません。

しかも、息子ともう一人故障のためレギュラー二人を欠いての試合でした。

初回ピッチャーの立ち上がりを衝かれ1点先制されました。その後は試合が動かず

6回に1点返し同点のまま最終回。追加点をとれず延長1回しても点が入らず。

なんと最後はじゃんけんでした。じゃんけんで負けてしまい1回戦敗退です。

息子はサードランコーを最後までやりました。「今日は代打でも使わない」と監督から

いわれていたそうです。打ちたくてベンチ裏で素振りもしていたのですが。。。

息子のことを大事にしてくださる気持ちはありがたいと思うのですが。。。

残念でした。周りの父兄から「ランコーの声がよく響いてた。あいつは野球をよく

わかっている。あいつの指示なら周りのものがしたがうのがよくわかった。」

ほめていただけるのはうれしいですが。。。。

帰ってグランドでバッティングの練習でした。息子が私のところに来て「打ってもいいかな?」

と尋ねてきました。息子の悔しさを身近で見てきた私は「打ちなさい」とはっきり言ってやりました。

約1ヶ月ぶりのバッターボックス。土をほぐし足場を丁寧に確認しバットを構えた息子は

親ばかですが。。。清原に見ました。ホント親ばかです(汗)

1順目バットにボールはかすりもしません。マシンの急速は120キロくらいでしょうか?

思いの他スイングスピードが速くなってることに本人は気づいていなかったようです。

2順目1球からぶりのあと2球目1歩タメを作り息子がフルスイングした打球はレフトフェンス直撃でした。

ニコリを笑った顔印象的でした。

そして前日負けたチームの交流戦のためまたまた4時半起きで同じところへでかけました。

日曜は私は2試合ともスコアラーとしてベンチにいました。

息子はその日もサードランコーです。5回になって監督が「昨日バッティングしたんだろ?」

と息子に声をかけました。監督は交流会のため泊まりだったので見ていません。

コーチから報告受けていたのだと思います。

「最終回代打行くぞ。その代わり詰まったらだめだぞ。肩に響くから。」

息子は嬉しそうな顔で「はい!」と返事していました。

打席は粘りに粘り空振り三振でしたが、「ナイススイング!!」と監督から声がかかりました。

2試合目も代打でセカンドライナー。結果は残せませんでした。

でもバッターボックスに立つ息子はやっぱり清原でした(汗)

今週金曜日病院に行きます。そこで「OK」がでれば本格復帰となる予定です。

ベンチにいる人の気持ち。ランコーの大切さ。この試合彼に得るものはたくさんあったのでは

ないかと思います。声が枯れるほど声をかけ、フィールドにいる選手と同じ気持ちで試合に

参加していた息子は別の意味で輝いていました。1年生に「声はこうやって出すんだ」と

自らやって見せている息子の姿をベンチで見ていて「成長」を見ました。