1987年に、ベルギーのプラント・ジェネティック・システムという会社が、人工的ななトマトとジャガイモの種を実際につくりあげた。

それらの種は、ドイッの大手総合化学メーカーのヘキスト社がバスタという商品名で売っている除草剤フォスフィノトリシンの影響をまったく受けない、完壁な抵抗力を有するものだった。

しかも、その特質は子孫にも受け継がれる。

そして、それらの種をつくるのに、あの有名な細菌の力が借りられた。

研究者たちは細菌を上手に利用し、驚くべき遺伝子操作が可能になった。