「壺を買えば幸せになれる」「この壺が月100万円の利益を生む」

と言われても、ほとんどの人は鼻で笑って終わります。

でも「AIが毎月自動で100万円の利益を生んでくれる」と言われると信じてしまう人がいるのはなぜでしょう。

 


 

なぜ「壺」なら騙されないのに「AI」だと騙される?

──歴史は繰り返す。詐欺は形を変えるだけ──

 

壺商法が流行した当時は、多くの人が騙され、本気で信じてお金を払っていました。

そして今、同じことがAIで起きています。

「AIを使えば誰でも月30万稼げる」
「AIがあなたの代わりに仕事を取ってくれる」
「パソコン1台で自動収入」

こうした言葉を信じてしまう人が後を絶ちません。

壺とAI。
一見まったく違うように見えますが、
人が騙される“心理の構造”は同じです。

 


 

 壺は“怪しい”と知っている。AIは“よく分からない”

実際に壺商法は過去に社会問題となり、今ではネタにされるほど有名です。 そのため、多くの人が「壺=詐欺」というイメージをすぐに結びつけられます。
(※壺には芸術品としての価値や、生活道具としての利便性があり、壺そのものが悪いわけではありません。)

 

しかしAIは、未来的・専門的・難しそう・すごそう・知らないと時代に取り残される・知っていると自慢できる――そんな印象を持たれやすい存在です。 つまり、AIは正体がよく分からないからこそ信じてしまう。

そして詐欺師は、この心理を最大限に利用します。

 


 

壺商法も当時は“最先端の詐欺”だった

今でこそ壺は笑い話ですが、
当時は「霊感」「開運」「幸せになれる」という
時代の空気に合った“最新の詐欺”でした。

つまり、
壺商法もAI副業詐欺も、当時の“時代性”に乗っているだけです。

時代が変われば、
「そんなのに騙された人がいたんだね」と笑われる。

AI副業詐欺も、あと数年すれば
壺と同じ扱いになるのは確実です。

 


 

結局、人は“時代の詐欺”に騙される


「アフィリエイトで月100万」
「せどりで誰でも簡単副業」


平成の時代、こんな言葉よく見かけませんでしたか?

壺商法に比べれば、記憶に新しいという人も多いでしょう。

どちらも当時は、
「時代の最先端の言葉」  
「知らないと時代に取り残されそう」  
「みんなが始めていているらしい」  
といった“時代の空気”に乗って広まりました。

しかし今では、  すっかり「うさん臭さ」の代名詞になっています。
手口は今のAI副業詐欺と全く同じ。
「やり方を教える人」  
「教材を売る人」  
「スクールを運営する人」  
だけが儲かり、  
そこに飛びついた人はカモにされて吸い取られる構造です。

当時も“成功者の声”を大量に並べて信じ込ませる手法が一般的で、
ただ、使われる言葉がその時代の“流行”に合わせて変わっているだけなのです。
 

 

 

どうでしょうか?

時代が変わっても詐欺は手を変え品を変え、存在し続けます。そして、多くの人が騙され続けます。
私たちに必要な事は構造を理解し、時代の詐欺に飲み込まれない視点が必要なのです。