一日ぶりの更新です。すごーい。
この前の記事では写真が貼れていませんでした。
というわけで今度こそ貼っておきます^^b
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先日の記事で書いた、お金集めについて行った時の話。
一通りお店を持っている顧客を回った後、コンクリートで舗装されていない地区に入って行った。
そこはとても人で混雑していて、汚くて、活気があった。
いや、活気というのかは分からない。
僕の目に映ったものは、歩き回る人々、肉を焼いている女性、トランプをやっているおっさん達、石でチェスみたいなのをしているおっさん・・・道も狭くてとにかくぐちゃぐちゃしていた。
お金集め姉さんが顧客からお金を受け取っている間にそこらへんの人たちに挨拶してたら、あっという間に人々に囲まれた。
よっぽど珍しかったのだろうか。老若男女問わず周りに集まってきた。
何とか姉さんが僕を連れ出して、次の顧客のもとへ。
そのうちに、サイズの合わないジャケットを着た酔っぱらったおっさんがずっとついてきてるのに気づいた。
馴れ馴れしく寄ってきてはしきりに僕らの荷物を持とうとしてくる。
姉さんに無視するように言われて無視してたが、ジャケットはなかなかあきらめない。
しまいにはジャケットはなぜか怒り出して、僕らはある顧客のお店に逃れた。
お店の中では、ミシンを操るおばさんが3,4人ほどいて、おばさん達が(ハウサ語だったので聞き取れないが)口汚くジャケットを罵ったので、ジャケットはようやっと退散した。
彼女たちの罵りに感謝して、僕らは店を出た。
別の顧客の店の中では、おっさん達が昼から酒を飲んで楽しそうにやってた。
一人のおっさんがすごく親しげに話しかけてきた。彼の名はマイケル。
酔った勢いなのか知らないが、「俺は白人(彼らに言わせると黒人以外はすべて白人)が好きだ。お前と友達になれてうれしい。」などなど言ってきた。
そして彼の飲み友達を俺に紹介して、俺を日本人の友達だと紹介した。
そしていつか日本に行きたいと言った。
彼のフレンドリーさだろうか。それとも別の何かだろうか。
理由はわからないが、僕は彼にものすごい好感をもった。
彼はパソコンを持っていないだろうし、電話番号も交換しなかったから、
この先、特にナイジェリアから帰ったら二度と彼に会うことはないし、話すこともないだろう。
でも彼とはまた会おうと言って別れた。
たぶん俺は彼を忘れないし、出来ればまた会いたいなって思う。
そんな出会いのあった一日。