彼が思いっきり体をぶつけたので、一応近づいて声をかけました。。

でも、今思うとこの時から意識し始めたのかな。

だって、高校入学すぐに
放課後

夕方

二人っきり

アクシデント


って、、もう少女漫画かっていうくらいロマンチック。笑

ロマンチック好きな私は少しだけドキドキしてた。

好き?とは別の感情のドキドキ。


彼はしばらくして立ち上がって、

ごめん!あぁ、痛かった!

っていって


じゃあね!

っといって、去って行きました。


。。。

!えー!

それだけかいな!

ドラマのような展開にはなりませんでした笑
ゆうた君との出会いは高校の入学式でした。

中学生から、高校生になる時ってとっても大人になった気がしませんか?

私もその頃は、新しい出会いや希望を沢山もっていた気がします。

もう、8年前くらいのことなのであやふやな部分もありますが。
できるだけ、思い出しながら書きたいと思います。

待ちに待った入学式でした。
中学生の頃は校則が厳しく、カラーもできませんでしたが、入学式前に少しだけ髪を茶色にした記憶があります。

今思うと恥ずかしい高校デビューですが、、笑

入学式終わり、先生の話?みたいなので教室に集まりました。

その時、一番後ろに座っていたのがゆうた君でした。

なぜ、席まで覚えてたかというと、、笑

髪がすごく明るかったんです。
地味な私からしたら、ゆうた君は不良だ!っていう感じでした。

今思うと、別に不良でもなんでもないのですが。

背も高く目立っていました。顔も格好良いほうでした。

しかし、不良なんて怖いというイメージだった私はゆうた君に一目惚れとかいうことはありませんでした。


そして、学校が始まりました。
私はすぐ部活に入ったので、結構遅くまで学校にいました。

ある日、部活の部費を教室に忘れて部活の途中に抜けて(盗まれるのも心配で)教室に戻りました。

17時前くらいだったのかな?
教室には誰もいなくて、自分の鞄から財布を取ろうとしたら、
窓から、少しだけ彼の頭の先が見えました。
明るい髪だったので、すぐわかりました。

手にはタバコが、、、

入学したばかりなのにガーンやはり、不良だ!
関わりたくないと思い、いそいそと逃げようとすると、

いきなり、名前を呼ばれました!苗字です。


立ち止まって振り向くと、タバコを捨てて?窓から教室に入ってこようとしました。

うわぁ、、怖いなぁと思いました。


そしたら、彼が窓から落ちたんです。

窓から落ちたっていうか、窓をくぐって窓の淵に足をかけ中に入ろうとした時に足をすべらせ、胸?付近に窓の淵に思いっきりぶつけたんですよ。

彼曰くしばらく呼吸ができなかったらしく、死ぬかと思ったらしい。


私のことを少し話します。

さりぃというニックネームは、ゆうた君(仮名です。特定されると嫌なので若干変えています)が呼んでた名前でした。

私の本名と、私の父がさりぃちゃんの父に似てるからと笑
ゆうた君がつけてくれました。

私は、大学を卒業し今は社会人です。

この間、ゆうた君のお家にお線香をあげにお邪魔しました。

その時にゆうた君のお母さんから一枚の手紙を受け取りました。

私宛の手紙です。

もう亡くなったのは5年も前のことなのに、なぜ今更手紙がでてくるのかと思いました。

ゆうた君が亡くなってから、ゆうた君のお部屋はそのままになっています。

散らかってるのもそのまま。(もちろん、掃除機などはかけているそうですが)

ゆうた君の死は突然のこと、そして誰もが予想していなかったことなので、誰かにあてた手紙などあるとは誰も思わなかったのです。


その手紙を読み、私はあのときに戻ったような辛い気持ちになっています。

自分でも何がいいたいか、何が伝えたいかよくわかりません。

ただ、この気持ちをどこかにぶつけたい、それだけな気がします。