癸生川シリーズのスイッチ版。

白鷺洲涼二が主人公で事件にあたる。

とある人物から人探しを頼まれる。

その女性の恋人ととある政治家とがどうやら関係があるらしくそれが原因で事件に巻き込まれていく。

はたして犯人はだれなのか。

登場人物が少ないのでなんとなく犯人は解っていく。

おそして依頼主の女性と政治家との関係もなんとなくラストでオチがあるのだろうと想像まではできたがそのオチがまた飛んでもないオチ立ったのでちょっと面白くないかと思われていたストーリーだったがラストでそうだったかと。

オチ以外は目立つ要素はないがオチ目当てにプレイしてもいいかもしれない。

スケキヨで有名な作品。

何度か見たり確かDSゲームになっており八墓村もあった。

当然プレイしておりブログにも書いたはず。

しかし内容はもう忘れておりゲームの場合細かいところは切っているはずなのでまるで初めて読む感じ。

スケキヨが佐清と書かれておりそうだったのかと。

映画とかだと音で理解なのでスケキヨのイメージしかなかった。

なんとなくイメージが戦後復員した人物2人がラストシーンで描かれておりその2人がこの物語のキーポイントだった。

そう思いながら読んでいくと入れ替わりの展開がよくわかる。

ただ本当の犯人は誰だったのかすっかり忘れていたので新鮮。

犬神家と野々宮家のかなり複雑な関係性とその妾、青沼家。

妾の子供たちはいいけど青沼家の子供がかなり不憫。

青沼菊乃がラストシーンのその後どうなったのだろう。

大団円とは言えないラスト。