少年、少女向けに書かれた作品なのだが普通に大人が読んでもかなり面白い。

びっくり館と呼ばれる館で殺人事件があった。

その犯人は密室の中で行われた。

はたして犯人は。

主人公の少年が大人になった所と少年時代と行き来しながらストーリーは進行。

特に少年時代の描き方は江戸川乱歩調な感じで描かれているので非常に面白い。

びっくり館に住んでいる老人と少年の関係が中盤あたりから異様な形で展開されていく。

そしてラストでなんだそうだったのかと。

ラストシーンがちょっと気になるのだが全体的にかなり面白く前作がかなり長編で退屈な出来だったので今作は短編ながらもかなり面白い。

おすすめの作品。