前作があるとは知らず購入して読んでみた。

前に書いた変な家のような内容で主人公がいわゆる事故物件に住んで変な評判が無くなるまで住むことにより家主から金をもらう職業。その主人公が借りていた家に犬を探しに来る男、その犬の行方が分かったことで事件は解決したかに見えたがその男が家主をしている家に主人公が住んでほしいと依頼が。

その理由は母娘が行方不明となりその男が疑われているからどうにかしてほしいと。

主人公は家の中を探索するがなぜか母娘の声や線香のにおいが。

中盤まではその声はもしかしたらよくある電話や無線、ICレコーダー等のトリックかと想像。

たがそれを設置した人物が不明。その理由も。

臭いも外部から持ち込まれたものか?

また母娘の行方は?

よくある夜逃げかと思ったがどうもそうじゃないらしい。

はたしてその行方は、そしてその男との関係は。

久々に面白かった。

ある意味とちょっと不思議な縁なのだがそんなに変なストーリーでもないしありそうなストーリーでここまで面白く読めるとは。

お勧めの1冊。