ちなみにこの作品、江戸川乱歩の少年探偵団ではなく横溝正史の金田一物。
たまたま旅先の本屋で見かけたので購入。
そろそろ横溝シリーズも読もうかなと探していたら偶然発見。
ほかにも謎の50銭銅貨と花びらの秘密の短編物。
2銭銅貨を意識して作ったのではと思うくらい。
ちなみに横溝のほうが先に夜光を出しているので江戸川はあとから意識してタイトルを付けたのだろう。
また銅貨は2銭のほうが大正、50銭は昭和時代なのでこちらは逆。
肝心のストーリーは少年物らしく小学生の頃少年探偵団を読む気持ちになって読める作品。
なぞの夜光怪人が出てお宝を狙って次々と奪っていく。
やがて宝の地図を手に入れようと・・・。
金田一も中盤から登場しまさに明智小五郎か。
20面相ではないので途中登場人物が死んだり裏をかかれたりする。
金田一シリーズは映画、ドラマはほとんど見ているのだが人間関係が複雑で系譜を書かないと意味不明になってしまいめんどくさいのだがこちらは軽い気持ちで読める。
お勧めの作品。