マープル物のラスト。

序盤に書かれた作品と比べ面白くなっている。

lストーリーは主人公が家探しで訪れた家が実は子供のころ住んでいた家だった。

幼い記憶の中で母親が殺されたことを思い出しはたしてそれは本当だったのか、そしてその時の記憶に猿の前足が?

色々と出てくる事実をもとに殺人は行われたのか?それとも勘違いなのか?

ストーリーは進んでいく。

中盤までは弁護士が怪しくお茶の栽培といって実は麻薬等を栽培していたのでは?それを主人公の父親に飲ませて・・・。

しかし後半から退役軍人の周りがとも思ったがやはり女性ではなく男性なのは間違いないはず。まさか殺された母親が実は生きていて退役軍人と結婚とも考える。

ラストは3人の男性をもとに推理が進んでいくのだが。

見事に外れた。

ただ動機があまりにもある意味貧弱というか、ただ手紙の筆跡を考えれば自ずと犯人は判っていたのを見逃してしまった。

なかなかラストまで面白く読めた作品。

お勧め。