ジャッキー映画のOO拳シリーズを除いた中で個人的には1番好きな映画。

理由としては当時としては珍しく本当のチャンピオンのベニーユキーデーが登場したこと。

そのためかアクションがかなり本格化しておりおそらく目の肥えた方でも見ごたえのあるアクションになった。

映画館で当時はプロジェクトAとスパルタンXの2本立てで見たがスパルタンXのあまりのアクションにプロジェクトAも面白かったが霞んでしまうくらいアクションがすごかった。

ジャッキー映画の中ではたぶんそれほど人気がないせいか続編もテレビでの再放送もあまりないのだが久々にブルーレイで見てみた。テレビでも見たがもう何十年ぶりだろうか。

見方としては中国語と日本語吹き替えで交互に20分くらい違いを見つけながら見てみることに。

すると面白いことが判った。

まず冒頭のアクション、当時はすごいと思ったが今見ると私も空手等をやっているのでそのせいもあるのか意外に平凡なコンビネーションを交互に行っているだけ。

ただ吹き替えはかなり違う。

ユンピョウの父親との関係が吹き替えで違ったり全体的に吹き替えはかなり明るいのだが原作はちょっと地味な感じ。

そして一番驚いたのだがプロレスラーの故三沢の代名詞の曲であるスパルタンXのテーマが原作では流れていなく吹き替えで初めて流れていたこと。原作ではスペイン風の曲。

脳内の記憶が勝手に書き換えられていたとは。

またベニーユキーデとの格闘シーンも思ったほど長くなく意外に短かったこと。

ちなみに私は何回かテレビでベニーユキーデーの試合を見たが想像以上に強くだれか忘れたが相手の日本人もまったく歯が立たなかった記憶がある。

確かに曲は吹き替えと原作と違いがあることはある。

酔拳の特訓中の曲も日本人が歌った曲に変わっていたりするのだが今回は驚いた。