短編集でポアロ物がほとんどを占める1冊。
中には設計図が盗まれた作品がありこれで何度目の設計図関連の短編なのかと。どれだけ設計図が好きな作者なんだろうと。
トリックも同じような感じ。
個人的には呪われた相続人、コーンウォールの毒殺事件あたりが面白かった。
呪いは犯人が意外なのだがその動機がまたすごい。
毒殺はちょっと前に読んだダブルダブルと似た感じ。
教会で死んだ男はうーん、正直期待はずれ。
プリマス行き教皇列車、スズメバチの巣は犯人はなんとなくわかるが動機がなんなのか、料理人の失踪は失踪した理由とトリックが個人的にはよくできていると。
今回の短編集はおすすめの部類に入るかと。