初めてのマープル。

ポアロとどう違うのだろうかと期待しながら読んでみた。

うーん、はっきり言って期待外れ。

書かれたのがポアロの初期の頃だからまあ読み終わってから気づく。

何がうーんなのかといえば確かにこの手の形で犯人が解る展開は過去にも確かにある。

ただ個人的には殺害された時間や拳銃の音等不確かな情報がたくさんありすぎたままラストあたりまで展開していくので推理ができない。

またもしかして意外な人物が犯人と考えていたらラストあたりで本当にそうなりかけ、いやいやそれじゃ動機が・・・。

となっていたら本当の犯人が解るのだがまた推理もなんだかなあ。

まさに行き当たりばったりに近い。

ラストのところが唯一の救いか。