殺人を犯した証拠もないのに犯人扱いされてしまう女性。
そんな感じでストーリーは進んでいく。
最近は多いストーリーの1つだと思うが当時としては珍しいのではと思いながら読んでいく。
どう考えても薬が関係しておりそれを飲ませた犯人は誰かといった展開にしかならない。
昔読んだクリスティの小説で死んだ人間の変わりが出てきてそれが犯人?
などと考えながら読んでいく。
わざと絵を飾っている人物は明らかにあやしい。
もうこれは共犯説と。
中盤から後半共犯説はかなり有利に。
となるともう1人は誰か。
3人の中の1人に違いないのだが・・・。
推理はほぼあたっていたのだがもう1人の犯人がちょっと違っていた。
そうくるのかと。
解っていながらも意外と楽しめた小説。