野球に関しては格闘技や武道ほど詳しくはない。
けれど子供の頃から巨人が好きで当時は良く見ていたものだ。
最近FAでプロテクト漏れで色々世間を騒がしている巨人。
他球団ならここまで騒がれないのだがさすがというかやはり巨人。
詳しくない私から見た場合の考え方がある。
それは将棋に例える。
ある程度将棋を知っていたら解るのだが駒にもそれぞれ価値というか点数がある。
王を除いて上から飛、角、金、銀、桂、香、歩となり金になると価値が金と同じくらいの価値あるいはそれ以上になる。
特に歩の成り金はかなりの価値。
それを戦力にあてはめる。
王は監督として飛は10勝以上、3割、30本のレギュラー。
角がそれに準ずる選手。
金、銀がいわゆるレギュラーやベテランの選手。
桂、香が中継ぎや中堅、かつてレギュラのベテラン、代打専門、若手でそれなりの成績の選手。
歩が若手。
この考えでいくとかなりすっきりと選手を駒で考える事ができる。
私ならだれを残すか。
キャッチャーは阿部、小林、大城、宇佐美。炭谷と阿部は3人が育つまでの教育係。今年キャッチャーをとらなかったのもこの3人でしばらくいくのだろう。
内野は坂本、岡本、吉川尚、田中、山本あたりで若手が難しい。
外野は意外と思うかもしれないが重信、松原、和田。
陽、長野、亀井が難しいのだが私の予想では長野は外さなかった。代わりに陽と亀井を外した。たぶんこれが逆なのだろう。
ここまでで13人。
長野は今は銀、金の選手。
かつては角または成った角ぐらいだったがけがで成績的には桂クラスが今年は銀、金。
年齢も30代後半になるので正直あと来年も今年の同じかというと???。
ピッチャーは菅野、山口、澤村、田口、鍬原、宮国、畠、田原、谷岡、中川、今村、池田、吉川、高田、大江。
これだけで28人。若手やある程度使えそうな中継ぎや左を取るだけでいっぱいになってしまう。
もし私が他球団ならここにあげた選手が外れていたら間違いなくとるだろう。
歩、香、桂クラスだけど金に成った時の事を考えると。
一岡がまさに歩、香だったが金になってしまった。
内海は正直、香、桂クラス。
今年はたまたまかもしれないがかつてのコーチが復帰して終盤だけど5勝した。
移籍したら私の想像だけどそのコーチがいないので2,3勝いけばいいのではと思う。
ここ数年の成績を考えたら一昨年引退してもおかしくない成績。
もれた選手は桜井、戸根、吉川、石川、立岡、亀井がレギュラーと若手。
原監督はネットを見たら若手を中心にプロテクトしたと書いてあるので桜井、戸根がどこかと入れ替わるかもしれない。
陽は残したかどうかわからないけど台湾の人気を考えたら外しにくいかもしれないが外したとしたら代わりに亀井かピッチャーを残したのだろう。
いずれにしても過去の例があるので成り金になりそうな歩を取られたくなかったのだろう。
歩のない将棋は負け将棋、一歩千金なのだから。