最近はマンガ全巻一気読みをしており釣りバカ日誌やらドカベン(初期から最近まで)こち亀、三丁目の夕日、鎌倉ものがたり等々。
全巻読んだのもあればまだなのもあるのだが美味しんぼを読んでいると当時読んでいたけど忘れてしまっている事がいろいろある。
自然破壊についても当時から描かれていて驚いた。
とある雑誌で山の土の栄養分が雨が降ると川に流れ河口に流れてそれが魚やプランクトン、貝等の栄養になる。
山の木の種類などでもその河口にある生物にも影響を及ぼす。
こんな事が書かれていたがそれがもう30年くらい前にすでに美味しんぼに描かれていて驚いた。
まあそれ以上に普段は思わなかったこともマンガを通すと異様に思えてくる。
その1つが子牛の肉。
日本は肉食文化自体が最近なので個人的には子供の頃、肉を食べるならすき焼きより焼肉の方が絶対おいしいと思っていた。
使われていた肉自体にも問題はあったのかもしれないが。
当時はすき焼きが高級だと思われていたのが今ではそれほどではなくなっている。
そしていつしか肉も子牛の肉を食べるようになってきている。
昔は子牛を食べるなんて驚いたが今ではそうでもない。
わざわざ食べることはないがパーティやら何かの催し等で子牛の肉を食べる機会がある。
美味しんぼを読んでいたら子牛の肉は生後何週とか子羊の肉は何週が美味しいとか描かれている。
でもよく考えると牛にしたら子供を食べられることになる。
若鳥、子牛、子羊の肉も親にしたら・・・。
昔話でやまんばが子供を食べるとかある。人間からしたらやまんばは・・・。
それは嘘と解っているからそうでもないけどリアルに肉を食べている人間。
考えれば考えるほど・・・。