これで少年探偵団シリーズは最後。
昔読んだときはほかにもシリーズはあったのだが今はこれだけしか当時の本としては発刊されていない。
小学生の頃読んだときは黄金仮面とか三角館の恐怖とか大人向けの小説を子供向けにしたものだったのだが子供ながら怖かった。
調べてみたら魔術師だと思うのだが酔わせた男を煉瓦で生き埋めにして殺す。つまり壁の中に男の死体があるのだがそれを映写機で再現するとかだったが子供向けとはいっても怖かった。
なので序盤の探偵団シリーズは結構物足りない物があったのもたしか。
といっても後半のシリーズは話が難しかったりして小学生が読むにしては難易度が高かったような気が。
このラストの作品、白髪の老人が飛んでいるのだが読んでいなかったつもりで読んでいたらやはり読んでいた。
どこでそれがわかったかといえば次々と人物が入れ替わるシーン。
つまり本物の人物と偽物が次々と家族ごと入れ替わり偽物になっていく。
読んだ当時はもし家族の誰かがそっくりの人と入れ替わったとしたらと想像しなんとなく恐くなった記憶がある。
序盤、中盤は面白い。次々と入れ替わり小林、明智が入れ替わりどうなるのだろうと。
最後はちょっとだけど面白かった。