子供の頃読んだこの作品。

UFOが出てくる、空飛ぶ宇宙人が出てくる、もうワクワクしながら読んだ作品。

とにかくあれだけ大風呂敷広げた状態で最後はどうなるのだろうと。

初めて読んだ時はなんだこれ!

あれだけ面白かったのに最後はそんなラストなんて。

以来何十年ぶり。

読み始めるとやはい面白い。

夕焼け空にUFOが飛んでいく情景が思い浮かぶ。

乱歩の作品は風景が本当に思い浮かぶ。

細かく描いているわけでもないのにそんな風景が浮かんでくるからすごい。

宇宙人に捕えられその後逃げだしストーリーが進んでゆく。

中盤ではUFOの追跡やらやはり面白く読み進める。

そして終盤、いよいよあのラスト。

ある程度は記憶にあるのでどのあたりまでがそうだったか思い出しながら読んでいく。

そして衝撃のラスト。

うーん、やはりこれさえなければ良かったのに。

もし読んだことなければ1度は読んでほしい作品の1つ。

ラスト以外は本当に面白い。