1か月ほど前、母親に携帯を持たせることになった。
当然今まで使った事が無く実家の家の電話はあの黒電話。
しかも私が実家にいたころはその1つ前の黒電話もあった。
筋金入りである。
その母親に携帯の使い方を教えることになった。
その携帯はやはり防水の方が落して水に浸かってもいいと思いある機種を選んだ(といっても2種類しかないけど)。
まずは携帯を開くところから始めたのだが母親は携帯を開こうとするのだがどこから開けていいのか解らず思わず「そこからかよ」とさまーずの突っ込みを入れたくなったのだが我慢我慢。
めんどくさいので横のボタンを押すとパカッと開くのでその方法を教えたらどうやらそれはできた。
そして私が電話をかけてそれに出る練習。
パカッと携帯を開いていきなり「もしもし」としゃべりだす母親。
黒電話と同じ反応。
あの通話のボタンを押すように教え練習。
そして携帯は閉じたら通話は切れると教えたがなぜか通話終了のボタンを押していた。
驚いたがどうやら子機をどこかで使った事があるらしくそれはできるみたい。
今度はその逆に電話をかけることにした。
あらかじめ私の携帯の番号を登録し簡単に電話できるように1のボタンを押すだけで電話がかかるようにした。
これは結構うまくいった。
しかし翌日また練習するとまた同じような反応。
ある日私が外から電話をためしにかけてみたが出るまでがかなりの時間。
おそらく黒電話と同じことをしていたのだろう。
しばらくしたら通話できた。
ある日家に行ってみたら携帯はどこにあるのかと探したら充電器に刺さっていた。
どうやら黒電話と同じようにそこから抜いて通話、終わるとまたそこに刺しているみたい。
携帯の意味があるのだろうか?
らくらくホンでも私の母親には難しいようだ。