いろいろと不安だと言われている。

素人が不安なのはあたりまえだけど経験者である私はもっと不安。

素人同然の人が教えるのだから。

自分のレベルくらいのことしか教えることができないからだ。

どこがあってどこが間違っているのかさえもわからない。

ちなみに高校はたしか2年間、毎週1時間剣道の時間があったが教えるとなると躊躇する。

中学でも授業でたしか3か月くらいで週1で12時間くらいした。

1つの受け身だけを教えるのに1時間くらいかけてやった。

なので受け身だけで数時間。

結局基本的なことから受け身、寝技の抑え込みと立ち技をやって最後は試験で下手な技を1回かけて投げて終わった。

当然乱取りはなかった。

問題なのはどこまでやるかだ。

週1で2年すればそれほど問題はないだろうが短期で3か月くらいなら自分の経験からも乱取りは無理。

高校で柔道部に入ったが週5日の稽古で1か月は受け身ばかりやった。

これは後輩が入ってもそうだった。

それくらいやっても投げられての受け身は怖かった。

ちなみに畳は剣道場に敷いてやっていたので投げられるとかなり痛い。

正直な話、12時間程度なら道着の着方からたたみ方。本当の正座(これほとんどできない人の方が多い)のしかた。

正座ができると安定して横から押されてもびくともしない。

ある空手家ではないけど統一体になる。

正座からたったち正座に戻ったり。

受け身に抑え込み。これだけでほとんど時間がたりなくなるのでは。

立ち技は打ち込みまでにして絶対投げないなら安全。

投げ技は投げる方が下手だと痛い。

逆にうまいと痛くないし受け身も取りやすい。

引き手を取らない人が多いけど本当は受け身を取りやすくするだけでなくいろいろと意味があるがここでは省略。

仮に2年間やるとしても剣道のときは1,2か月くらいしか簡単な試合形式の稽古はしなくそれまではひたすら技の掛け合い。

どんなにやっても柔道の1時間の授業なら着替えて準備体操、すべての受け身、教えられないだろうけどエビとかしぼり等の寝技に必要な動き、寝技に打ち込み100回もやれば時間がきてしまう。

基本的なことだけをしていれば事故はおこりにくいのではないだろうか。