昨日でこの話題は終わりにしようと思っていたけど展開がありまた書きます。

1本釣りが話題になり今年もそうなのかとかなり話題になったドラフト。

長野の場合は2回目の時は他球団も長野よりいい選手がいたのと同時に以前と比べ評価がそれほど高くないこともあってか結果として1本釣りになり昨年のドラフトだけが実質1本釣りになったと私は思っている。

実際、長野はテレビで1軍での活躍は難しいとか内角に弱いとかかなり言われていた。

そんな1本釣りが面白くない世間や球界のこともありなんか日ハムの評価はマスコミとしては今日は高いように思う。

昨年だったかドラフトの後にテレビでスカウトマンたちがどれくらい苦労してドラフトまで選手を追っているか、また前日から当日の様子など描かれていた。

1年以上前に選手の実家に通って挨拶したり、指名するときは前日かそれとも1か月くらい前からだったか忘れたが電話してそれなりに指名するかもしれないと前もって伝えていた。

これをみてなんだやはり電撃的に指名されるのはごく1部の下位指名の人だけと思っていた。

まあ、ある程度の選手はそれなりにクローズアップされるがほとんど知らない選手でも指名後の言葉で下位指名かと思って(事前に伝えている証拠)いたがこんなに上位指名でうれしい等のコメントを知るとだいたいある程度は指名が決まっている。

さて今回の日ハムの指名はどうやら1部の上の人だけが知って決めていたようだ。

おそらく現場のスカウトマンたちは知らないはず。

当然今回の菅野の両親やその周りの関係者にも指名するとは伝えてなく挨拶さえもなかったと父親と監督が言っていた。

個人的には制度に沿って指名したことには問題はなく日ハムよくやったとの声もありだろう。

また決めるのも本人の事になる。

しかし挨拶もなしで勝手に決めて指名したから入ってくれと上から目線の態度が非常に今の社会でいう結果さえよければそれでいいような感じ。普通入ってほしければ三顧の礼ではないが何度も挨拶に行くのが礼儀だ。

それもなしにいきなり指名されても普通激怒する。

挨拶も出来ない球団に入らせる人がいるのだろうか。

おそらくこれからそんなことをまったくしらない人が挨拶に行かされるのだろうがいい迷惑に違いない。

両親との話し合いすらするのは大変ではないだろうか。

日ハムの上はどう考えているのか知らないがおそらく東海大関係はこれ以降出入り禁止になるくらいになるはず(横浜がそうらしい)。

ちょっとしたことだが心証がよければまだ話し合いくらはすんなりできるだろうが・・・。

礼儀を欠く球団とそれに乗っかろうとするマスコミ。

実際入団できなくても球団はアピールになるとでも思ったのだろうか。

日ハムがそんな球団とはまったく思わなかったが見方が変わった。

個人的には正直これから交渉に行く時は日ハムは毎回土下座して挨拶に行くのが普通になるくらいでないと無理だろう。

今回1番迷惑なのは指名された本人もそうだがそれを知らないスカウトマン達だろう。

きっと「あーあ、やってくれたよ本当に。」と現場の人は思っているはず。

いろんな信頼関係が一気になくなる。

そしてスカウトの選択肢がなくなるわけだし。