結構おもしろかった今回の試合。

3試合を分けて書く。

まずは佐藤VS山本。

どちらもチャンピオンになっているけど実力差はかなりあると思っていた。

しかし以外にも山本が健闘。

やはり曲がりなりにもチャンピオンになるとそれなりの自覚が出てきてそれが実力にも反映されたのか。

しかし相変わらずのガードの甘い山本。

かならずパンチやキックを出す時ガードが下がるのでカウンターやすかされたり、ガードのあとから攻撃をもらいやすい。

これがなくならない限りこれ以上はなかなか上には行けないだろう。

前回は運がかなりよかったような試合が多かった様な気がする。

佐藤も相変わらずうまいししっかりした試合運び。

タイプ的には打撃力がないセーム・シュルト、あるいはうまくなったセームシュルト。

なにしろあの階級では背がかなり高いので前蹴りで放してロー、ハイを使い分け、パンチはストレートで距離をとればほとんど中には入ってこれないのでこれだけでも判定で勝てる。

ここ最近は膝蹴りがかなりうまいのでこれに空手のように助走なしの飛び膝がでればかなり有効。

接近では手の長さが災いしてあまりうまく打撃ができていないような気がする。

優勝するならやはりパワーアップ。そして体重を乗せたパンチが打てるようになればもっとKOがでるはず。

ウエイトすれば単純にパワーは増すけど力技になるとかえって下手になるのでやはり体重を乗せる打ち方をもっとやり込めばいいのでは。

それでも今の中ではかなり優勝候補の1人。