今回のK-1は結構よかった。
まずはやっぱりピーター・アーツ。
かなり絞り込んでいる。
格通だったかゴングでまだ大学生のころのアーツをみたことがあるがそれぐらい絞り込んでいたのではないか。
昨年までは接近戦になると首相撲からのひざで相手のスタミナを奪うという戦い方だったのが今回は常に動いていた。後半はいつものように首相撲からひざだったが前半はつかみもほとんどなかった。
おそらく20代のころぐらいの動きではなかったのだろうか。
あれだけ動ければスピードで常に先手を打てる。
いままではどちらかというと前に出て圧力をかけてローで動きを止め接近してひざでスタミナを奪い後半機会があればラッシュでKOまたは判定勝ちという感じのパターン。
しかしあれだけうごければ前半からいろいろ試せる。
ヒットアンドアウェイで常に攻撃で有利になる。
アーツはいまでもそうだが軸が垂直というイメージ。
パンチも日本拳法の縦拳で打つような感じのイメージ。力が下からでている。
なので動きが前後の動きが多い。これに回り込むような動きがスピードがでてきたことにより加わればもっとすごいと思うのだがそうなるとスタイル自体が変わってしまうのでちょっと難しいか。
なにより今回のK-1優勝候補の1人。
相手のジマーマンもかなりすごい。
今年の台風のになると思う。
あとこれはいつも思うのだが谷川さん。
技の解説がいつも違う。
ここ最近はそうでもなかったけど今回のティシェイラの三日月蹴りを前蹴りとずっといっている。
たしかに素人ならそういってもいいがそれで仕事をしているなら技の違いくらいは正確に覚えて解説してほしい。
よくあるのが後ろ回し蹴りと後ろ蹴りを間違えるのは他の局でもよくある。
谷川さんは昔はよく間違えて言っていたがさすがにもうそれはない。
そういえば三日月蹴りはシュルトもよくつかう。
今回のシュルトの相手はかなりタフだった。
体格差があれだけ違うのによくやったと思う。
最後にボンヤスキーはちょっと。
勝ったけどとても王者とは呼べない。
はたして予選で勝ち抜けるのだろうか。