今回は戦いについてだがテレビでもそうだが猪木のスパーをみて蹴りがでていたのをアリが観てルールを変えてきた。
その蹴りは梶原を通じて極真会館から習ったと昔の本に書かれてあった。
俗に言うアリキック。正確には空手の下段回し蹴り。
今でもボクサーに有効なローキックをおそらくアリにも有効だからとのことで習ったのだろうがルールが変わり猪木も困惑しただろうがしかし猪木自身がテレビでも言っていたように始まったら感性で飛びながら、寝ながら蹴っていったのはすごいと思う。
実際私がいろいろな格闘技や武道の情報を知り、またはじめてから確かに猪木の戦い方しかないのではなのだろうかと思うようになった。
大学のクラブ(柔道部)では後輩は八百長とか言っていたがあのルールではそうするしかなくまた後のアリ戦による借金返済のための猪木の格闘技戦や今の総合格闘技にも影響を与えたのではないか。
クラブの師範(講道館の指導員でもあり当時5段)もあの試合だけは本物といっていた。八百長なら某プロレス団体の格闘技戦のように盛り上がる試合ができるだろう。
構えもパンチをもらわないように半身になりなおかつ重心もかなり普通より後ろ足におくことにより届きにくく当たってもすぐに威力を半減させるためのスウェーができやすい。
そしてひたすら蹴ることによりフットワークができなくなれば自然にパンチの威力は半減、こちらの蹴りも当たりやすくなる。
しかし今まで知らなかったのは4オンスのグローブを使っていたこと。
当時のボクシングは試合でも6か8オンス。今は8オンス以上しか使われていないはずなので4はかなり薄い。
あたったらかなりきく。
次回は猪木VSアリ戦以降の格闘技戦、グレイシーあたりからについて書こうと思う。