先日テレビでスケートのショートトラック競技で韓国のコーチを招いてレベルアップを図っているということが放送されていた。
その中で日本はスケートをつま先で蹴って進んでいる、それではなくかかとで蹴って進むとコーチがいっており日本のコーチも勉強している最中とのこと。
これをみたときかなり日本のレベルは遅れていると感じた。
かかとで進む、走るなどの運動理論はかなり前にある雑誌や本などで某有名人?により紹介されている。
野球のイチローや短距離でもボルトが分析するとその走りらしいと紹介されていた。
私自身この理論を知ったのが5、6年位前か?
この理論、知る前に信号待ちをして青に変わってさあ進むぞといつもならつま先に重心を移してから進んでいた。そのほうが早く進めると思っていたからだがそのときはかかとに重心がのっており偶然にもかかとで蹴ってから踏み出すような感じで歩き始めた。
私は思わずあれ、このほうが楽だし強く踏み込めるのを感じた。
シンクロ二シティではないがこのあとすぐにかかとで進む理論を知った。
なれるとこの方が楽だし力が入る。相撲や柔道でいえばつま先で蹴って前に出るより踵で蹴って前に出るほうが力が出る、空手でいえば前屈立ちでなぜ後ろの踵を上げないのかがわかる。中国拳法の形意拳の理論も同じだと思う。
ほかのスポーツはどうか知らないがいまだにつま先で蹴り進むと教えている指導者がほとんどだろう。
なによりオリンピックの強化コーチがそうなのだから。
しかしいままでつま先でやってきたのを踵に変えるとなるとどの競技でも難しいしうまくいくとは限らないような気がする。
格闘技なら使えるけど球技ではどうなのだろうか。