まずわかりやすいことから。
桜庭が初期のころは勝ちまくっていたがある日を境に勝てなくなったこと。
これはルールの変更によるものと思う。
確かに怪我をして勝てなくなったのもあるがルールが膝蹴りを4点ポジションでも蹴っていいことに変更してから寝技のうまい桜庭はその寝技をうまく生かせなくなった。
ちょっとのルール変更で勝てなくなったり勝てるようになったりするのはオリンピックでもあることだ。
また判定でも総合は打撃ならほとんどKO寸前でないととめないことが多い。また寝技もよほど下になったのがうまくない限り上にいて攻めたほうが判定では有利になる。
つまりキックに比べると判定はそれほど難しくないといえると思う。
しかしキックやボクシングは判定は難しい。なにより昔からボクシングの場合2-1でわれることが個人により判定が違うことを意味する。またグローブをはめることにより打撃がわからなくなる。それでは空手だとどうか。
これはまた流派によりルールが違うので難しいが空手の場合どちらかというと1発1発威力のある突き、蹴りを出しても相手がさがらなければ手数で威力のない攻撃をして相手を圧していけば判定ではかつ。ダメージは1発のほうがあたえているかもしれないが手数と相手をさがらせたことにより判定では有利になる。
これがプロの場合は手数をとるかダメージをとるかはどうも団体や個人で違うみたいだ。
また局によっても同じ団体がする興行が判定が違うような気がする。
またグローブは素手と違いある意味ごまかしができる。
映画なんか素手だとボディは何か入れているし顔面でもあてたような演技でうまくしているがでもほとんど当たっていない。
しかしグローブはもともとスパーリングでも軽くあてるだけでそれなりに画になるので映画だと本気でなくてもちゃんとしたものになる。つまりグローブにより素人がボクシングで映画をとってもそれほど変にならない。
また手は足よりだれでもうまく使える。逆にキックを素人が映画にすれば吹き替えを使わない限りあきらかに動きが変になる。
さて試合だとよほど派手な音や入った瞬間のダメージがわかるくらいでないとなかなかわかりにくい。
つまり判定のとき、パンチ勝負の場合でキックで明らかにダメージがないとき、またダメージがそれほどパンチでもないときは手数といかに前に出たかで勝負になる。
また両方それなりにダメージがある場合の判定は興行の団体でそれなりに基準はあるようだがどうも個人によってまだちがう。
MAXの判定でいろいろあるが普通第三者がみたらおかしい判定だというのはかなりあると思う。
テレビでは名前を呼んでジャッジの判定をしているができたら画面でも名前を出してもらえるとどのジャッジがどんな判定をしているのかわかるのでぜひ名前を出してほしい。オカバヤシとかキムラいうのはよくきくけどその人がどちらに勝ちを与えたか、また途中の判定もどのように判定したかそれも含めてちゃんとだしてほしい。
雑誌にはのっているけどそのころになるともうどうでもよくなり気にしなくなる。ボクシングでは結構判定結果はでるのでいいのだがそのジャッジがいつもでているわけではないのでここがあるいみ公平なのか。