服装から仕草まで、男を惑わせる色気の秘密は無限に存在する。そんな中、「夏なのにニットを着る女性は、男を誘惑している」という報告が相次いでいる。はたしてこれは本当なのだろうか?

 24歳の受付嬢・まどかさんが休日に外にでかけるときは、夏にもかかわらずニットセーターを着る。

「白いノースリーブがお気に入りなんです」

 そういってショートカットの髪を揺らしながら、着ているニットを無邪気に紹介してくれた。胸元の露出がないのに、ピッチリと体に張り付くため肉感的なボディラインが強調されて、かえって色気を醸し出している。冬物より薄手の編み目越しには、たわわなバストを包んだブラジャーのラインがうっすらと透けて見える。

「街を歩いていても、男性の視線はすごく感じますね。お腹に少しお肉がついてるのがコンプレックスなんですけど、それ以上におっぱいに自信がある。だから、おっぱいに目線が向かうようピッチリめの服を着るんです」

 まどかさんが街を歩くと、男性の視線が彼女に釘付けになる。

「男の人だって、格闘家みたいにムキムキだったら、タンクトップを着たくなりますよね? それと同じだと思うんです。沢山の人に体を見てほしい、そして褒めてほしい」

 そう語り、ひとりでバーに繰り出したまどかさん。幾人もの男性に声をかけられたすえ、二回りは年上であろう紳士と共に、夜の街へと消えていった──。

 

彼女だけではない。サマーニットを着る女性は、自分の体に自信がある場合が多い。インテリア会社勤務の渚さん(33)の話。

「表向きは『室内だとエアコンで冷えちゃうから』っていっちゃうけど、実はウソ(笑い)。とくにノースリーブを着るときは、体のラインだけじゃなく二の腕の細さも見てほしい。ちなみに、ワキからブラが見えちゃったときのために、ノースリーブのときは可愛いやつを着けるようにしています」

 AV業界もそのエロさに注目し、「ニットもの」の作品を作り始めた。『巨乳ノーブラニットの女たち』に出演した、Hカップ巨乳で人気のAV女優の斉藤みゆ(24)も、私生活でニットを着る女性の一人だ。

「カレと会うときは、ニットを着ていると『そんな服、着るな』って怒られちゃうんですけど、女友達と“火遊び”しにいくときは決まってニット。『私の胸を見て!』という気分で、男性に誘われるのを待っています。エッチのときには『ニットを着てもらったまましたい』って男の人も多い。挿入しながら、胸の上まで裾をずり上げて騎乗位ですると、男性はみんな喜んでくれます」(

 夏なのになぜニットを着るのか──その疑問が晴れた。