真珠のアクセサリー、もらえるならどんなのがほしい?
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外国の話
遠くはクレオパトラがその美容を保つ為に酢に真珠を溶かして飲んだというエピソードや、中国で昔、秦の始皇帝が不老長寿の薬として探し求めたとか、或いはかの有名な楊貴妃が真珠を粉末にして常用したとか、他にもアラビアンナイトの物語の中にも真珠の話は度々出て参ります。
また、史実から言っても今尚幾世紀に渉って伝わる英皇帝の王冠に多種の宝石と共に数多くの真珠が使用されているのは、大英博物館を訪れる方々は現実にご覧になる事でしょう。
外国の話のみでなく我が国においても古く万葉集の中にも「白金も黄金も玉も何かせむ」と詠まれた「玉」は真珠の事であると言われておりますし、正倉院の御物の中にも真珠を装飾したものがあります。
このように内外を問わず古くから真珠にまつわる話は数多くありますが、これらの話にある真珠は何れも「天然真珠」であって、外国での物は多くは20~30cm丈の白蝶貝の体内で採取されたもので、時としては黒蝶貝より採れたものもあります。これらの貝の大部分は熱帯、もしくは亜熱帯における海域に分布生息している貝であります。
お坊さん話
とあるお坊さんのお話にこんなお話があるそうです。 真珠ができるのは海の中で真珠貝の中にゴミなどが入り込み、傷ができるそうです。すると貝から分泌液が出て傷やゴミを包みこみ自分に害のないようにする為、何回も分泌液を出すそうです。それにより丸い真珠が作り出されるそうです。それと同じように、誰かが亡くなることで人の心にも悲しみという傷ができます。
その人を想い流した涙や、みんなで支え合ったりすることにより、徐々にその人と一緒に過ごした時間が、かけがえのないものになっていきます。真珠のできる様と故人を思う気持ちが似ているのだそうです。
そんな思いが真珠のようにキレイな想い出に変わっていきますようにという願いが真珠には込められているそうです。さらにその真珠が輪になってネックレスになると、みんなで助け合っていきましょうという『人と人の輪』の意味になるのだそうです。