「ボディタッチ」というと、「太ももを触ってドキドキさせよう」みたいな、どちらかというとセクシー、エロな恋テクとして使われてきたものという気がしますが、そういう"あざとさ"よりも、身体の接触を通じて彼に伝える気持ちの密度にフォーカスをしてみたほうが、やっぱり男子はキュンキュンすると思うんですよね。
「触っとけばドキドキするっしょ!」の一歩先まで行ってみましょう。
1.ただ「手を繋ぐ」だけなの?
「デートで手を繋ぐっていうのはまあわかる。カップルならそれは普通するよねってレベル。でもそれ以上に、手を繋いだ状態から彼女が腕を絡めてきたり、頭を肩に乗せてきたり、そういうプラスアルファがあるとドキドキする」(広告/26才)
ここにはふたつのドキドキの要素が入ってます。
ひとつは、手を繋ぐこと以上の密着から得られるドキドキ感。手を繋いだまま、彼の腕を巻き取るように引き寄せたり、そのまま体ごと彼にピタッと寄せるようにすることで、手の先だけじゃなくて体全体がお互いに密着して、さらなる胸キュンが生まれますね。
あともうひとつは、彼女からの「もっとイチャイチャしたい!」欲が伝わるからでしょう。本当は抱きしめ合ったり、もっと濃密にくっつきたいと感じているときには、「手を繋ぐだけ」では少し物足りないって感じてしまったりするわけですが、「手を繋ぐ」の一歩先に行こうとすることで、その「もっとくっちゅきたいね♡」というメッセージが伝わるので、「かわいいなぁ」「俺ももっとくっちゅきたい!」と感じさせることができるわけです。
2.密室ズドン!
「ふたりきりになった瞬間甘えてくる彼女ってかわいい。『今まで我慢してたのかー(笑)』みたいにいいじわるしたくなる」(アパレル/24才)
お家に入った瞬間、カラオケや居酒屋の個室に入った瞬間に、まるでホテルの部屋に入った瞬間ベッドに飛び込む子供みたいに彼に抱きついたり、すりすりしようとしたり、ちょこんと真隣に座ったりというのも男子からしたらたまりません。
それは言うまでもないことですが、ふたりきりになった瞬間にべたべたし出すことが、「本当はずっとイチャイチャしたかったんだよー!」という健気な気持ちを余すことなく伝えるからですね。
ふたりきりの空間に入ったとき、緊張や恥ずかしさからあえて距離をとってしまうという人もいるかもしれませんが、それだとその「広すぎるふたりの距離」のせいで余計に気持ちがこわばってしまいがちです。親密ムードになるために、密室に入ったらまずはズドンと密着、やってみてください。
3.さみしいときこそチャンス
1や2では、比較的テンションが高いときのお話でしたが、もうすぐ彼とお別れしなくちゃいけないさみしさ募る瞬間に密着するのだって有効です。
お見送りの駅で彼に接着剤でくっついて二度と離れんとばかりに密着したり、10時、11時とお別れ時が近づくにつれて、彼と繋いだ手をギュッと握りしめたり、「離れたくない」という気持ちを「くっつき」という真逆の行動で示すことで、ダイレクトに伝えられるでしょう。
彼に気持ちがうまく届けば、「ねえ、帰らないでほしいんだけど」と嬉しいセリフを聞くことができるかもしれませんね。