東京・目黒区のアパートで3月に女児(5)が父親(33)からの暴行で死亡した事件で、女児が自宅に手書きの文章を残していたことがわかった。

5歳の女の子がつづった悲痛なメッセージに、ネット上で怒りと悲しみの声が相次いでいる。

 

 

 

■衰弱させて暴行を加えて虐待

警視庁は6日、すでに傷害罪で起訴されている無職の父親(33)と母親(25)を、保護責任者遺棄致死の容疑で再逮捕した。

2人は1月下旬頃から女児に十分な食事を与えず、栄養失調状態に陥らせ、暴行を加えて虐待。5歳児の平均体重は約20キロだが、死亡時は約12キロまで衰弱していた。

また、嘔吐するなどしたにもかかわらず、2人は虐待の発覚を恐れたため、病院へ連れて行くことをしなかった。女児は敗血症で死亡したという。

■謝罪と自責の念がつづられたノート

『産経新聞』によれば、自宅に残されていた女児の手書きのノートには、自らに虐待を加える両親に対する謝罪がつづられていたとのこと。

「あしたはもっともっと できるようにするから もうおねがい ゆるして ゆるしてください おねがいします ほんとうにもう おなじことはしません ゆるして」

 

さらに、まだ5歳の女の子にもかかわらず、自分の行動を責める内容も。

「きのうまでぜんぜんできてなかったこと これまでまいにちやってきたことを なおします」

 

「これまでどんだけあほみたいにあそんだか あそぶってあほみたいだからやめる もうぜったいぜったい やらないからね ぜったい やくそくします」

 

■「鬼畜で人間に価する価値もない」と辛辣な声も

衰弱しながらも、両親に許しを請う5歳の女児。想像しただけで両親に対する怒りが込み上げてくる内容だが、ツイッターや女性向け匿名掲示板『ガールズちゃんねる』でも、両親を非難する声が相次いだ。

・5歳の子が、ママパパゆるして、って書いて亡くなるなんてもう本当に涙出た。こんな事できる人って、マジでどういう神経してるんだ。頼むから子供なんて作らないでほしい…

 

・どんだけ苦しかったことか 小さい子がこんなこというなんて異常

 

・たった五年しか生きてない子によくもまぁそこまで残酷になれるね

 

・5歳の子が「おねがいゆるして」だなんて。こんな鬼畜で人間に価する価値もない両親だけど期待に応えようとしたのかな。胸がぎゅーっと締め付けられる思いがする