皆様こんにちは
続きです
とある団地の一角で売り物件の看板を見かけ
電話をかけてみたところ・・・
あーアレね
現状渡しで1380万だわ
中見る? セキスイよアレ
はい、今からスグに伺います!
当時の愛車ブレイドマスターGで不動産屋にかっ飛んでいくと
そこに待っていたのは社長のAさん
↓
↑ 画像はイメージです ↑
どしたんかいの~
そがいに急いで
まぁ、コーヒーでも飲みんさいや
娘サンらしき人に煎れてもらったコーヒーをすすりながら
話をきいてみると
老夫婦が街中に引っ越したから売れるものなら売りたい
歳とると団地は不便だからもう手放したい
建っている建物は築35年だがセキスイハウスの軽量鉄骨で
まだ十分住めるとのこと
まーここでごちゃごちゃ言っとってもしゃーない
見に行こうや
やたらにしゃべりまくる社長のレクサスにカミサマと2人乗りこみ
その売り物件に到着
昭和の香りがする家の中に入ってみると・・・
確かに住めなくはないが
雨漏りのあともあったり階段が狭くて急だったり
トイレなんかは完全に昭和50年代・・・
とにかくなんらかのリフォームは必要っぽい・・・
ただ唯一
2階のベランダからの景色はもう・・・
なんと言っていいか・・・言葉が見つからない・・・
ただただ
海が見える・・・
海が・・・
ずっと海を眺めるワタクシとカミサマに
背後から社長がひと言
裏はみかん畑じゃし
道路もないけぇこの先こっち側には建物は何も建たんよ
ワシじゃったらここ全部壊して建て替えるね
2階リビングにして
ピコーン (・∀・)
心の声:その通りじゃん?
リフォームよりもいっそ建て替えたらいいじゃん?
この場所に家建てて毎日あの景色とあの海見て
犬と一緒に暮らすんだ!
ニヤニヤを抑えつつ
社長に言ってみた
「建物が古すぎますねー社長
これじゃ住めないカナー
リフォームもお金かかりそうだし・・・」
「あーあ、ここが更地だったらなー」
「更地にするにしても解体費用100万くらいかかるだろうし・・・」
「1100万になるならすぐ手付け打ちますわー」
そう言い残し
颯爽と愛車ブレイドマスターGに乗り込み
不動産会社をあとにしたワタクシとカミサマ
賽は投げられた
あとは天命を待つばかりである