彼は、awayな状況をどう打開しようかなんて器用なことは、考えていなかった
その日の夜
、治療の落ち着いたところを見計らって、○○さんを訪ねて、病室
に向かった。
会社の窓口としての動きでもあった。。。
すでに報告を受けていたように、痛々しく体の自由もきかず、ベッドに横たわる○○さんを仲間たちが囲んでいた。
心配させまいと、笑顔で受け答えする○○さんの人柄を感じながら、会話に加わった。
何度も同じことを繰り返す会話。○○さんは、記憶障害にも陥っていた…
ご家族の方とも話をした。温かい○○さんの人柄、個人としての背景がそこにあった。
会社としての手続きは、いろいろな角度で淡々と進む。。。
ただ、心の底から○○さんの幸せを取り戻すことができるよう、彼はその日から祈り続けることになる。
次の日から、あしげく仲間たちのもとにかよった
資格も畑違い、知識も力もないし、現場の仕事には、一切手を出すことはできないが、なぜ、○○さんがあのような事故にあったのか、、、
真に理解したかった。
心は閉ざされたままだったが、仲間と対話し、同じように汗を感じる…
その後、有名無実化していた安全衛生委員会も、彼の全力を注ぐ場所となった
現場の抱える問題点…
所詮微力であったが、少しでも善処できることは、喜んで労を注いだ。ことの大小ではなく、今、目の前の成果を丁寧に積み上げた。。。
ある夜
、彼は一人で○○さんの病室に向かった。いつも複数の面会だったので、初めて○○さんへの一人お見舞。
飲んでもらえるわけもないが、現場のイメージで栄養ドリンクを手にしていた。
いろんな話をした。順調に回復する姿と人柄に今でも忘れない力をもらった。
そして、いつの日からか、仲間たちの力も大きく加わり始める。。。
知らない間に、現場は彼にとって針のむしろではなくなった。
なによりも、組織体の力を実感した過程がそこにあった
なお、添付の画像は文章と関係ありまへんが、確かにボクの胃袋に入りますたぁ
豚(ぶた)太郎じゃないよ、豚(トン)太郎に行ってきました
でも、ラーメン
じゃなくて、唐揚げ定食
う~ん、、、やはりまだまとまらない後編…(◎-◎;)
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