彼は幸福やと思う。


そりゃあ、厳しい言葉を投げ掛けられて、

厳しい現実から逃げたくても逃げられなくて、

私よりも大変な立場かも知れない。


でも。


私には、最後に優しい言葉を掛けてくれるひとなんて居なかった。

途中で帰っても、最後まで居て帰っても、

帰る時はひとりだった。

ひとに相談したことも少なからずあったけれども、

ほとんどは自分ひとりで解決した。


彼は幸福だ。

それに気付いて欲しい。