王様気質の殿様的立場の長男は弟と年下男・・・軍団に対しては辛らつでもマダムに対しては紳士的で年下には執事のごとく振舞うから不思議だ。

おそらく・・・同年代からは蝶よ花よと崇められる存在だろうが自身を産み出したマダムの存在は敬い、年下の女の子は「いと小さき・・・か弱い存在。」としてオスの本能が守る様に動くのだろう・・・。

同年代は召使扱い・・・なのにである。

因みに長男以外は不思議と最後には母を見捨てる・・・。

母の女の我儘に耐えられないのだ。

けども長男だけは・・・我儘を女限定で言われると嬉しく俄然やる気に成るらしい。

「あの我儘を耐えれるのは自身だけ。自身だから甘えてくれる。」とホクホク顔らしい。

男同士なら見向きもしない・・・のに。

反対に弟達は親父に足して・・・同じ男として若かりし頃は反発するも年老いた姿を見たら介抱に向かうらしい。

これも不思議な生態だ。