今回は、
後期流産の話から少しの寄り道をして、
私が思う、
医療者の対応を少し
書いちゃいたいなと思います
後期流産をした私、とても悲しい思いをしました。
もちろんお腹で育っていてくれたとき、
幸せでした
そして、
出血や破水をしたとき、
営業時間外であるにも関わらず、すぐに診察してくれた
近所の産院に、感謝の気持ちがあります。
私が流産したのは13週で、
在胎週数としてはとても短く、
後期流産でありながら、初期流産ととる人もいるような週数でした。
でも
4ヶ月弱お腹に宿していたわけで
存在しなかったのに、小さいと言えど人間の形まで
成長した、1人の人を失いました。
そして
私自身看護師であり
たくさんの患者さんの命が終わる場に
立ち会って来ました。
ここでは、小さな子供さんの場合のグリーフケア(死後の処置のことですね)について
書いてみたいと思います
私が勤務していたのは、大学病院でした。
そこで小さな子供さんが亡くなられたとき、
(もちろん流産死産を含みます。)
こんなふうにケアをしていました。
流産死産であれば、まずは
赤ちゃんが出てくる前に
バースプランというものを、できたら作成します。
普通のお産でもありますね。バースプラン。
産まれるとき、どんな風に過ごしたいのかのプランです
一般的には、立会い出産がいいとか、
上の子たちも一緒に写真をとりたいとか、
カンガルーケアをしたいとか、
そういった希望が書き込まれて行きます
亡くなる場合には、
積極的治療は望まないとか、
すぐに抱っこしたいとか、
そんなお話をしたりします。
話し合ったバースプランを元に
こんな流れがあります。
まず赤ちゃんが出て来たら
カンガルーケア(お母さんの胸に、赤ちゃんを乗せて、お互いの温かさを感じられる時間です)をする。
希望があれば写真をとったり
亡くなった後には
両親に沐浴をしてもらい
場合によっては少しのお化粧もしたり
お洋服を着せてもらったりします
そして
看護師や医師から
少しの赤ちゃんへのメッセージを書かせて頂き、
かわいくまとめておわたし
葬儀屋さんに棺を用意してもらい
(葬儀をするしないに関わらず、お世話してくれます)
家族が持参したお花やお菓子やおもちゃと共に
おさめられます。
病院から出るときは、人目の多い場所を通らなくてすむような通路をご案内し、
病棟内から動ける全スタッフで
通路の外までお見送りをします。
もちろん、病院内、ICU内とは言え、患者さんが亡くなられるのは毎日ではないので、
病棟スタッフは、全員情報を共有し、
今日出棺なので、ご挨拶を。と共通認識でいます。
こうした一連の流れがあります。
もちろん、マニュアル通りだけでなく、
状況や人により、その都度対応は変わりますが、
このような感じが出来ることとして、多いです。
沐浴をしたりだとか、そういう触れ合いの中で
家族はだんだんと
お別れの心の整理と
出会えた感謝の気持ちを
少ないけれど思い出を
感じていくのだと思います。
そして、スタッフの共通認識という点では
スタッフ1人1人が
病院の外で生きられなかった赤ちゃんの
存在を確かに知る
一緒に時間を過ごした
1人1人なのだということを
確かに感じられる
家族以外の人間であったことを
自覚しているのです。
家族にとっては、自分たち意外に、
我が子の存在を感じてくれたことは
気持ちの整理のためにも
嬉しいことではないでしょうか。
この世に存在した、証なのだから。
看護師からかけられる言葉は少ないけど、
穏やかな顔してくれてますね。
とか、
キレイなお花に囲まれて、
可愛さも増しますね。
とか、
何でもいいから
感じたことを言葉にすることで
亡くなった子とも家族とも、思い出を共有できるようになれると
思います。
そんなふうに、新人にも教育をしていました。
グリーフケアの時間を
亡くなった子のために
家族の心のために
良い時間にしたい。
そのために、日々もっとできる改善点や、
他の施設で行なっている取り組みなども調べながら、
話し合いをし、
考えていっています。
私はそんなふうに
対応していました。
もちろん完璧ではないし、
私の対応が全てではないし、
それを良く思わない人もいたのかもしれません。
それでも良い時間になるように、
話し合っていくものだと思っています。
そんなふうに思っていた私が
直面した
自分が子供を流産した場面
医療者側の対応に
こういった、
ケアする気持ちというものを
感じられませんでした
我が子の在胎週数が短かったから
死産ではなく流産だったから
ご遺体を見ない方が、私にとっていいと思ったから
大学病院より動けるスタッフがいなくて忙しかったから
それでなのかもしれません。
でも
赤ちゃんとの別れの場面で
平常心な両親はいません
そうして心乱れているときに
医療スタッフの方から手を差し伸べ、
お手伝いを少しでもすることが
大切なことだと思うんです。
自分の看護感があることで
今回病院の対応を批判してしまいました。
こう感じることもできず、
ただ悲しい思いをして病院を出る方も
たくさんいらっしゃるかもしれません。
どうか
そんな方が
そんな病院が
少しでも
減りますように
お付き合い頂き、ありがとうございました
全て私の主観です
次回からは話を戻して
流産後の話をまた
書いていきますね