



2.27.木曜日。父は補聴器を失くしたため新しく買うことにしました。午前11時に補聴器の業者さんが家に来てくださったんです・・
🟢記憶が消えるため日時をメモ書きしておきました
ソワソワソワソワ階下をウロウロする足音
約束の時間の15分前に玄関の鍵を閉めどこかへ出かけた父
🟢想像がついた粉雪。「ペットボトルのお茶か缶コーヒーでも買いに行ったのだろう。補聴器屋さんに出すために」
案の定、、
父「缶コーヒーがなかった、、まったく」
コンビニかな。ないではなく見つけられないのだ
何をするか何を言い出すか予想がつかないのが認知症
🔴家に業者さんでも誰でも訪ねてくる人がいるとテンションがあがり張り切る老人←特殊詐欺電話に騙される要因。嬉しいのだ
補聴器の業者さんの車着
業者さんがドアを開け出てくるやいなや
父「探知機!金属探知機で庭を探してくれよ!補聴器見つかるよ!」
びっくりした粉雪🤬
「ちょっとー!何言ってるの?あー、こんにちは。無視してください。どうぞ中にいらしてください」
🟠現在91歳の父。8年前に自分で耳鼻科に行き初補聴器をお願いした。今日来た方はそのときからのお付き合い。話しやすい50代の男性
知ってる男性のため、態度が大きくなる父
応接間に補聴器業者さんをご案内した
★今使っている補聴器より大きめの物をお願いします。色も探しやすい色にしたいです、と粉雪が要望を言った
業者さんは、選んでくれた補聴器を父の左側の耳に装着し、ノートパソコンを開き、父と会話をしながら音の大きさを調整していた
へー、こんな風に決めるんだ〜
粉雪が補聴器を決めた
スタンダードな補聴器で、お値段は155,000円
2週間後に新しい補聴器を持って来て下さる
「ただおちゃんの補聴器は三万円?」「ただおちゃんの補聴器はいくら?」「ただおちゃんが間違えてるんだ」計4回繰り返した認知症老人
🟠他者が会話に加わると認知症の症状がハッキリでる
ただおちゃん。近所のお爺さん友達
人を気にする父。同じ耳鼻科に通っている。
粉雪と補聴器業者さんが
話してると割って入ってくる父
業者さん「3万円では補聴器はできません😊」
粉雪が業者さんに「15万て言って。同じだと思うから。」
父「ただおちゃん3万て言ってたぞ。ただおちゃん間違えてるな」
あ、スルーしてください。めんどくさいんでと業者さんに言った
🟠「お父さんて・・そういうところが・・おありですよね」
粉雪「あー!よくおわかりですね!さすが」
父はカッコつけたい人で
だから目立たない補聴器をつけていた、ということ
業者さん「トヨタでブイブイ言わせてたとか」
粉雪「あ、、それ自分で話してました?父は。やぁねー」
だからいやなんだよ
自分で過去の栄光を聞かれてもいないのに父は人に話す。盛って
こものの証拠
話変わって
補聴器のカタログに片側100万の商品みっけ。AI搭載。「PCが入ってるようなものです」
どういうこと?
「例えば、わいわいがやがやしてる居酒屋にいても相手の声だけ自動的に抽出し、雑音を消すんです」
ひぇー
スゴイね
はー、
ほんとやだ
補聴器騒動はとりあえず解決しました
ありがとうございました