「長生きしてくださいね」の違和感

以前からよそ様がご老人にかける「長生きしてくださいね」に違和感を感じている。


なんか・・・無責任でお気楽な言葉で好きじゃない。



今日は大変だったな


父が行きたいというので国立の医療センターに行ってきました。


紹介状無しの初診は、最後にされさらに7,700円かかる。


「皮膚科」


幼少期から肌が弱かった父は、やたら痒いと訴える。跡取り娘なのでずっと両親を見てきた。


父は90歳。耳が遠くアルツハイマー。

病院も「通訳」の私がいないとわかったフリをして返事をするから。


1日中頭や体をかいている。


「かゆいよ。たまらない」とこぼしながら、


すでに3つの皮膚科を渡り歩いた。どんなステロイド剤を処方されても改善しない。


これまで私が見ていて思っていたことを今日の若き医師は父に言ってくれた。



「かじっていては一生治りませんよ。掻いて肌をダメにしています。濡れタオルやアイスノンで冷やすといいですよ。かじるのを我慢すること」


原因は、自分だったのだ。今日のひとことブログ

 皮膚が再生する間も休む間もなく


父はひたすらかじる。


皮膚がかわいそうだよ。


説明したけどアルツハイマー型認知症には、無力。


母は脳溢血でターミナル老人施設でお世話になっている。


空調も鼻からの栄誉もバッチリなので生命体としては安定している。



「長生きしてくださいね」わたしは、今後もよそ様のご老人には、言わない。

 

 

 

 

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