だいぶブログをご無沙汰してしまいました。


前回は、WISC検査を受けてわかったことなどを書いたと思います。検査結果を聞いたのが、中1の1月だったと思います。


今日は、その前後の息子の様子についてです。


その頃も変わらず、担任の先生のところへ登校していたと思います。平日の放課後や土曜の午後です。先生に勉強を見てもらって1時間ぐらい、日によってはもっと長い時間、先生とマンツーで、ということをしてもらっていました。


また、教室に先生を訪ねていった時に、クラスの子に会う機会も増えてきて、少しではあるけれど友だちと話したり、という時間が持てていました。これは担任の先生が、息子がクラスから離れてしまわないようにと配慮してくださっていたのだと思います。


お陰で、息子が友だちに会うことを嫌がるようなことはまったくなく、クラスから劇的に離れてしまうこともありませんでした。短時間の登校でも、友だちと話せて楽しかった!と帰って来るようになり、これが後々本当に功を奏してくれたと思っています。


この頃はまだ疲れやすかったので、塾などに行くのは到底無理な状況でした。が、何も勉強しなかったら、クラスに戻っていく時に、勉強がついていけなくて嫌になりかねないなと考えていたため、家ではそれなりに勉強するようにしていました。数英だけでしたが。


家での勉強を続けていると、ふと息子が言ったんです。次の期末考査受けてみようかなーと。

数学だけでも受けてみたい、と話すようになり、担任の先生に相談をしました。そして、テストの時間に登校して受けることはまだ無理そうなので、まずは自宅で受けてみよう、ということになりました。


後日先生に提出、採点をしてもらいました。正式なテストの扱いにはならないので、通知表にはなにも評価がつかなかったけれど、自分でやった勉強でどれくらいできるのか、試してみるよい機会でした。


これが、息子が思っていたよりもよくできたのだと思います。とても自信につながりました。


このあとからまた少しエンジンがかかり、冬休みの宿題をモリモリこなし、次のテストも受けてみる!となるきっかけになったのです。


次のテスト、冬休み明け2月末の定期考査も、みんなと同じ時間には受けられなったのですが、放課後に先生に監督していただいて受けることができました。


これもまた、息子の自信につながる良い点がとれました。次は英語も受けてみようかな〜と、口から出る言葉も前向きになり、少しずつ小さな自信が芽生えてきた頃だと思います。


年が明けてからは、2年生になったらこういう計画でやっていきたいんだ、と長いスパンでの自分の登校の計画を立てて話してくれるようになりました。


小児科の先生にもカウンセラーさんにも、何でも息子本人に決めさせてやらせることが大切だと伺っていたので、良い兆候なんだろうなと思っていました。息子の話を聞いて、もしその計画できつかったら、また考え直そう!そんな声掛けをするようにしていました。


このようなかんじで、中1の5月に起立性を発症し、激動の毎日を過ごして、あっという間に中1が終わってしまいました。


息子の、2年生からまた頑張るよ!という言葉を聞いて、不安もあり期待もあり。複雑な思いでした。とにかく、頑張りすぎないようにうまくコントロールしていくことが必要なんだということはわかって、無理はしないでね、でも任せるよ!の、見守って応援するスタイルに、わたしがなっていくことの大切さを、すごく感じた時期でした。