数打ちゃ当たる?

ジャンプ漫画の実写版・成功例

3選

 

『デスノート』

『るろうに剣心』

『銀魂』

 

 

『デスノート』(2006年 金子修介監督)

 このネタ何回擦るつもり?とツッコミが入るほど何度も映像化。これは松山ケンイチさんが「L」を演じてメジャー俳優になった時の「あれ」です。漫画原作の2部作制度を始めた始祖でもあります。「名前を書かれた人が死ぬ」という超シンプルなアイデアと、それを引き立てるための「複雑なルール」を巡って対立する二人の天才の攻防が魅力的。結局「これ」を上回る「実写版」は存在しませんねえ…。

 

『るろうに剣心』(2012年 大友啓史監督)

 佐藤健さんという「ピッタリな」役者が、この実写版の成功を引き寄せたのだと思います。「不殺の誓い」を掲げた元殺し屋という、ダークな影を引きずりながらも笑顔は優しいイケメンという難しい条件を見事にクリア。次々と襲い来る難敵相手に「こんなヤツ殺せばいいのに」と思わず感情移入してしまうのも作者の思うツボなのでしょう。刀を持ちつつ殺さない、でも綺麗ごとではない、采配が絶妙。

 

『銀魂』(2017年 福田雄一監督)

 「SF人情なんちゃって時代劇コメディー」だそうです。最初こそ「なんじゃそら?」と思うが、ハイテクと時代劇の融合したコメディの世界に魅了され、細かいことはどうでもよくなります。あの『勇者ヨシヒコ』の監督・福田雄一がベストマッチして最高。個人的にMVPは、やはり橋本環奈さん。思い切り深く指の根元まで入った鼻○じと白目、激しい○吐など物凄い絵面のインパクト。事務所大丈夫?