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祝・成功!

実写版

3選

 

『テルマエ・ロマエ』

『翔んで埼玉』

『ONE PIECE』

 

 

『テルマエ・ロマエ』(2012年 東宝)

 古代ローマ人がタイム・スリップ。現代日本の銭湯文化に触れ、インスピレーションを受けて帰還、自分の手で公衆浴場を作り、名声を高めるという破天荒な映画。原作を知らないので再現度がどうとかいう話は出来ませんが、古代ローマ人の主要キャストを「濃い顔」俳優で固め、違和感が無いどころか全員ハマリ役なのがスゴイ。そもそも風呂に入って風呂に出てくるという時間の移動方法がユニーク。

 

『翔んで埼玉』(2019年 東映)

 東京都民に迫害される埼玉県民の悲哀と革命による解放を描いた一大叙事詩。それだけ聞いた段階では頭の上に「?」が何個も浮かんでしまうハチャメチャな作品。これも原作を知らないので再現度がどうとかいう話は出来ませんが、明らかにホラばなしだと分かる状況設定と、明らかに現代日本ではない社会描写を「199X年の都市伝説」という設定で切り抜けたアイデアが光る超がつくエンタメ。脱帽。

 

『ONE PIECE』(2023年 Netflix)

 さすがの私も、これだけは原作を知っているレベルの国民的人気アニメの実写版。映画ではなく、配信連続ドラマとして製作された作品。最初期に丁寧にスポットが当たっており、海軍の理想と現実に悩むコビーが「もう一人の主役」としてルフィと対比され、おいしい。その反面、チョッパーの出番は無く、シーズン2のお楽しみなのでしょう。破綻の無い世界観の「表現」に成功しており、言うこと無し。