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時代を超える面白さ
ホラー映画3選
みたび
『狼男アメリカン』
『スキャナーズ』
『ポルターガイスト』
『狼男アメリカン』(1981年 ジョン・ランディス)
つまり狼男が変身するのがクライマックスという定番中の定番ネタであり、ストーリーに特にヒネリはありません。しかし、ごまかしの効かないほどの明るい照明のもと、顔面はもちろん全身が変身してゆくプロセスを、物理的な特殊メイクのテクニックだけで乗り切ることに見事に成功しています。あまりの完成度の高さで大ヒットし、特殊メイクのスタッフは見事オスカーを獲得する大金星!やったね!
『スキャナーズ』(1981年 デビット・クローネンバーグ)
超能力者同士による念力を用いた戦いを、時間的には「秒」で描いて、要所要所に散りばめてテンションを持続させています。そのなかでも、負けた方が「頭を吹き飛ばされる」というパンチのある描写がおおいに話題をよびました。もちろん、この時代にCGは無く、おそらく血糊の固まりを火薬で破裂させているものと思われます。的確な特殊効果とヒネリの効いたストーリーで時代を超えた面白さです。
『ポルターガイスト』(1982年 トビー・フーパー)
その昔、TVが「砂嵐」をオンエアしていました。正確には何もオンエアされていませんが、画面上に映し出された映像と音声のノイズが「砂嵐」と呼ぶにピッタリだったわけです。そんな「砂嵐」のTV画面と会話をするようになった幼い娘の異変をキッカケに、家族を次々と異変に巻き込む「幽霊のいたずら」=「ポルターガイスト」の恐怖。主役の女の子の12歳での急死ほか、関係者のトラブルは有名。