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2020年代前半を代表?

話題の傑作3選

 

『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』

『RRR』

『シン・仮面ライダー』

 

『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』(2022年 アメリカ)

 アメリカのSF映画の何たるかを、2020年代に改めて知らしめた傑作。第95回アカデミー賞においてアジア人初の主演女優賞ほか7部門のオスカーを獲得しました。最近よく見るようになった「マルチバース」という並行宇宙が舞台。悩める母のカンフーアクションで魅せる一方で、どの平行宇宙でも自分らしく生きられない絶望を抱える我が娘を救うことが全ての並行宇宙を救うことにつながる感動巨編!

 

『RRR』(2022年 インド)

 インド映画の何たるかを、2020年代に改めて知らしめた傑作。熱い・長い・スケールでかいの三拍子そろった典型的インド映画。イギリスの植民地だった時代のインドが舞台で、歴史上の英雄ふたりの空白の過去をフィクション満載に創作。はっきり言って「今のインドって景気が良いんだなあ」と思わずにはいられない。まるで「面白けりゃ良いんだよ!面白けりゃ!」と言われているようで、もう脱帽!

 

『シン・仮面ライダー』(2023年 日本)

 「仮面」そして「ライダー」の何たるかを、2020年代に改めて知らしめた傑作。「庵野秀明監督が好きだから」というライト層を「面白かった」と普通に楽しませた一方で、こだわりの映像とシチュエーションでオタク層に訴求。初代ライダーの70年代の空気を再現する事に成功しており、刺さる人には深く刺さります。興行収入も23.2億円で十分黒字。配信や円盤が盛り上がるのは間違いないでしょう。