【31】ムカデ人間3(2015 アメリカ)
【あらすじ】
膨大な医療費、暴動、離職率などあらゆる問題が山積みなジョージ・ブッシュ刑務所。
所長であるビル・ボスは、州知事から「施設の管理ができないのであればクビだ」と言い渡され、焦っていた。
そこで「映画「ムカデ人間」を模倣し、囚人たちを繋げてしまえば医療費や囚人の監視など全ての問題が解決する」と、会計士兼助手のドワイトが提案。
トム・シックス監督監修のもと、実行することに。
【感想】
映像のきれいさ
★★☆☆☆
グロ度
★★★★☆
退屈度
☆☆☆☆☆
おバカ度
★★★★☆
胸糞度
★★★☆☆
総合おすすめ度
★★★★☆
ムカデ人数500人というハチャメチャな数になり、故ディーターラーザーやローレンス・R・ハーヴェイが別の役で登場するほか、
なんとトム・シックス監督も本人役で出演!
いわゆる「お祭り映画」の本作。
【ホラーコメディ】と括っておいて何だが、過激なグロ・ゴア、エロ、不謹慎な表現のオンパレードでドン引き必至。
しかしながら、公開当時劇場へ足を運んだ際、
観客が笑い声を上げアットホームな雰囲気の中鑑賞するという、ホラー映画にあるまじき不思議な経験をした。
訓練された“ムカデファン”であれば笑える、ブラックユーモア作品なのだ。
基本の1、不快さに重きを置いた2、お祭りの3。
三部作からなるこの「ムカデ人間」シリーズはどれが欠けても成立しない。
だからこそ、1〜3イッキ観がおすすめ!
余談だが、劇場でグッズとして、
カツロー役北村昭博ご本人完全監修と銘打たれた
“あぅ、ごめん ごめんよぅ、ごめんよぅ、ごめんカレー”
が売っていた。監修しないで・・・